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【動画】2011年の世界最速のクルマを決める戦い!フェラーリ458やGT-Rも登場

10年ほど前の動画になりますが、僕の好きなドラッグレースの映像がありますので紹介します。

YouTubeのMotorTrend Channelというチャンネルが公開している動画でタイトルは「World's Greatest Drag Race!」、日本語だと「世界最高のドラッグレース!」でしょうか。2011年に公開された動画であり、当時の最新マシンたちが一堂に会してドラッグレースを行っています。

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11台の選ばれしクルマたち

2011年を代表する世界各国の11台のクルマ。滑走路を舞台にレースを繰り広げます。

まずはドイツ御三家から、BMW 1シリーズM、アウディ R8GT、ベンツ SLS AMGの3台。R8とSLSはそれぞれのメーカーの最上級といって間違いはないでしょうが、BMWのみなぜか1シリーズからの出場となっています。

2011年当時の車両でBMWが直線勝負をするのであればM5やM6あたりが速いと思いますが、動画制作側にも様々な事情があるのでしょう。R8、SLSはともに500馬力越えのモンスターマシンで、加速・最高速ともに大きく期待できます。

ポルシェからは2台が出場。911 GT3RSとケイマンRです。GT3RSは文句なしのポルシェ最上位モデルですね。市販車というよりはレーシングカーに近い性能を誇ります。ケイマンに関しては911との抱き合わせ出場といったところでしょうか。330馬力は十分にハイパワーですが他の出場者に比べると少し劣ります。ポルシェの車はサーキットで常にレコードクラスにいますがドラッグレースだとどうなるのでしょうか。

アメ車からはシボレー コルベットZO6とフォード マスタングBOSS302がエントリー。アメ車は直線番長というイメージがありますしドラッグレースの本場から来たのですから負けられない戦いになりますね。マスタングは5000cc、コルベットは排気量7000ccというアメ車らしい大排気量車でおおいに期待できます。

我らが日本車からはニッサン GT-Rとレクサス LFAが出場しています。GT-Rは2011年あたりが全盛期の速さであったと記憶しており、大きく重いのに速いという常識を打ち破った車です。ドラッグレースはもちろん、あらゆるサーキットでも無敵の速さを誇っていました。LFAは国産スーパーカーとして有名ですね。ヤマハと共同開発したV10エンジンを搭載しています。めったにお目にかかれないとても貴重な車です。

イタリアからはフェラーリ458イタリアの1台が出場。本レースの優勝候補です。レーシーなサウンドが特徴のV8フェラーリ。自然吸気エンジン末期のモデルで現在でも人気のクルマです。

ロータスからエボーラSが出場。ロータスはエリーゼやエキシージなど魅力的な車が多くある中で、もっとも排気量の大きいエボーラが挑みます。

以上の11台でドラッグレースを行います。果たして勝つのはどの車なのか。

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レースがスタート!出だしはやはりGT-Rが速い

レース前に各車エンジンを吹かしています。このクラスの車はどれも特徴的かつ魅力的なサウンドをしていますが今回の車の中ではやはりフェラーリのサウンドがもっとも印象的です。

そしてレースがスタートし一斉に走り出します。発進して間もないですがすでにけっこうな差が付いています。

先頭はやはりGT-R。パワーとトラクションに優れており他の車よりもスタートが有利です。

R8も同じく4WDで発進は早いですね。GT3RSもRRであることから発信はFR車よりも速いようです。

LFAは少し出遅れて追いかけるような状況に。SLSが前を走っているのが見えます。パワーが近い車同士では差が埋まることはほとんどないので厳しい状況です。

先頭を走るGT-Rを追いかける458。出だしこそ遅れたものの、高回転型のV8エンジンは中間加速に優れGT-Rに迫ります。

ドラッグレースは400mという距離ですがけっこう差が開いています。

458はGT-Rに追いつくことができるのでしょうか。

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順位はこうなった!

最終的な順位を見ていきましょう。

まず先頭でゴールしたのはニッサンGT-R!タイムは11.2秒。出だしから一度も先頭を譲らずに決めました。さすがはGT-Rですね。

2着はフェラーリ458でした。怒涛の加速で他の車を追い越し順位を上げました。GT-Rに追いつくことはできませんでいたがタイムは0.1秒差。

3着はアウディR8。出だしは4WDのトラクションを活かしてGT-Rに食らいついていましたがその後の加速で458に追い越されてしまいました。

4着から7着まではほとんど差がない状態でパワー通りの結果となりました。コルベットよりもLFAの方がわずかに速いという結果となりGT-Rともに日本車の速さが証明されました。911GT3RSは400馬力台ではありますがハイパワー車にも負けない加速を見せましたね。

8着から11着までは少しさが開けられています。最下位はロータスエヴォーラSとなりました。下位の車両はパワー不足が顕著に現れた結果となりました。

出典:World's Greatest Drag Race! | MotorTrend Channel - YouTube

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