バイク用品

アライRX-7Xのシールドをスモークシールドに交換した!

愛用のヘルメット、アライRX-7X用のスモークシールドを購入しました。ということでこの記事ではスモークシールドのレビューと交換方法等の解説をしていきます。

標準のクリアシールドとスモークシールドの比較やスモークシールドに交換後のヘルメットの見た目、スモークシールドの見え方などについて実際の写真と共に記載しています。

「RX-7Xを使っていてシールドの交換を検討している」「RX-7Xのスモークシールドの見え方が気になる」といった方は参考になると思いますのでぜひご覧ください。

広告

スモークシールドの購入を検討した理由

まず、RX-7Xのスモークシールドを購入検討した理由について。以下の3点から購入を検討しました。

まぶしさを軽減できる

スモークシールドを検討した最大の理由は、バイクで走行中に西日がまぶしくて困っていた、ということです。

これはライダーであれば分かってもらえると思いますが、眩しいとかなり前が見えにくいんですね。前が見えにくいということは危ないんですよ。障害物や何か飛び出してきた時への反応が遅れますから。眩しさで運転に支障をきたすということは危険なので、眩しさを軽減するためにクリアシールド以外のシールドへの交換を検討していました。

外から顔が見えない

そこまで重要ではありませんが、クリアシールドだと外から自分の顔が見えるんですね。

僕は自分の顔が嫌いではないので人から見られても不安を感じるとかそういったことはありません。しかしヘルメットの下の顔が見えない方がライダー感があってカッコいいかなと思ってました。素顔が見えない方がライダーというアイコンとして機能するような気がしたんですね。だからバイクに乗っているときは顔を隠そうと思ったわけです。

スモークシールドはカッコいい

単純にスモークシールドの方がヘルメットの見た目がカッコいいというのも大きな理由です。

クリアシールドは可もなく不可もなく、いたって普通のヘルメットといった印象を与えます。しかしヘルメット選びもバイクに乗る楽しみのひとつですから、置いてあるヘルメットを見てバイク感に浸ることもあります。

そんな時、個性的なものの方が自分の世界に入り込めるので、できるだけヘルメットにもオリジナリティが欲しかったわけです。僕のヘルメットは普通の黒なので、スモークシールドにして真っ黒にすることで少しは普通じゃなくなるかなと思いました。

広告

アライ純正のスモークシールドを選んだ理由

シールドの交換を考えた当初、社外品のミラーシールドにしようと思っていました。やはり見た目はミラーシールドが最もカッコいいと思っていましたので、せっかく交換するならミラーシールドへ交換したいと思っていたんですね。ただRX-7X用の純正ミラーシールドが販売されていないということで、ミラーシールドにするのであれば社外品もしくは純正シールドベースの加工品しかありませんでした。

しかしネットで情報を集めてみると、安い社外品のシールドはスムーズに開閉しない、製品の品質が悪いなどの情報が多くありました。また純正シールドをベースにしたミラーシールドはミラーコートがはげるとのことでかなり手入れに気を使うということと、純正のシールドより価格が高いという問題がありました。

これらの問題はシールドのメンテナンス性に大きく影響しますから、製品のクオリティが安定しておりメンテナンス性が良い純正品シールドを選択することにしました。

アライRX-7X純正シールドのバリエーションはクリア、セミスモーク、ライトスモーク、スモークとありましたが、外から顔が見えなくなるということと、まぶしさを軽減できるということ、見た目の良さを考えてスモークシールド購入することにしました。

広告

純正スモークシールドはこんな感じ

上の写真がアライ純正のRX-7X用スモークシールドです。RX-7X用のシールドはいくつか種類があるのですが、僕が購入したのはVAS-V MVシールドです。他のシールドとの違いはピンロックシートが取り付けられるかどうかですね。

型番は011058で、価格は4,500円+税。僕はアマゾンで購入したので4,000円で購入できました。

製品にはシールド本体、説明書、潤滑シリコンが入っています。

スモークシールド単体で見るとかなり透明度が高いように感じますね。これでスモークなのかというほど色は薄いです。正直、間違えてセミスモークを購入したんじゃないかと心配になりました。

シールド表面に保護フィルムが貼ってありますのでペリペリと剥がします。キモチイイ。

保護フィルムを剥がすとよりクリアに見えます。ほんとにこれはスモークなのか…。

純正品なので特に不備は無く製品としては何の問題もありません。当然バリもないし歪みも傷もないです。社外品はバリが残っていたり歪んでいたりすることがあるそうですね。この辺の品質の違いはさすが純正クオリティでしょう。

広告

RX-7Xのシールドの交換方法

シールドの交換方法については付属の説明書に詳しく記載されているので誰でも簡単に交換できます。一応この記事でも紹介しておきますので参考にしてください。

まずはシールドを全開にした状態で左右のホルダーを外します。

ホルダーの外し方ですが、ホルダー下部にレバーがあるのでそれを強く奥に押し込みます。するとホルダーが少し浮きますので、その状態でホルダーを持ち上げるとカパッと外れます。反対側も同じですね。

シールドがどのように固定されていて稼動するのかというと、シールドにゴールドのピンが付いていますね。これがヘルメット本体の溝にはまることで固定されています。そしてシールドの開閉時にはピンが溝の中を稼働することで開閉ができています。なのでこのピンが外れればシールドも外れるということです。

ということで次にレバーを奥まで押し込みます。レバーを奥まで押し込むとピンが浮き上がって溝から外れるようになります。

この状態でシールドを下げていくとピンが上に上がっていき、赤い丸と重なります。するとシールドが外れるようになります。

あとはシールドを手で持って外します。

シールドの取り付けは外すときと逆手順で行います。シールドを取り付ける際レバーは手前に引き戻しておきます。

シールドは閉めた状態の位置で、ゴールドのピンが赤丸と重なるようにはめます。

その状態でシールドを上にあげていくとピンが溝にはまります。これで取付は完了です。最後にサイドカバーをはめたら終わり。

交換後はこのような見た目になります。黒いですね。いいですね。

シールド交換前と交換後はこんな感じです。ヘルメットとシールドがピカピカゆえに周囲の景色が反射しすぎており写真だけだとあまり変化は伝わりませんね。

広告

シールド交換前と交換後の比較、見え方

まずスモークシールド単体で見るとかなり透明度が高いので「これスモークではないんじゃ…」と思いましたが、ヘルメットに取り付けてみるとしっかり黒くスモークでした。

上の写真のようにクリアシールドとスモークシールドを比較するとスモークシールドの方が黒いのが分かりますがそれでも透明度が高いように感じます。

ヘルメットに取り付けて比較すると上の写真のような感じ。

実際に取り付けて比較してみると、元のクリアシールドよりスモークシールドの方がかなり黒いのが分かります。

上の写真はスモークシールドを取り付けたヘルメット内からの外の見え方ですが、とても鮮明に外が見えます。

見え方としてはクリアシールドとさほど変わらないほど見えやすい印象です。しかしスモークなのでまぶしさは抑えられており日中でも走りやすいですね。

やはりアライの純正品なのでシールド内側からの透過率が高く視認性が確保されつつも、外からの光はしっかりと軽減されています。社外品だと透過率を無視している製品もあり、夜は真っ暗で何も見えなくなるものあるので、視認性の点で純正は社外品よりも優れています。街中であれば夜間でも問題なく走行できるということで安心ですね。

もち
もち

追記:さすがに街灯のない夜道や暗いトンネル内ではクリアに比べると視認性が悪かったです。極端に暗い場所での使用は避けたほうが無難です。

スモークシールドを取り付けたヘルメットを実際に被ってみると写真のようになります。

外から僕の顔は全く見えません。明るい日中であれば少し透けて見えるくらいで、街中を走っていて個人を特定することは困難(というかほぼ不可能)だと思います。ライダーとしての匿名性があがりましたね。

一方、クリアシールドだとこんな感じです。外からでも目元がはっきりと確認できます。クリアシールドは外の景色がそのまま見えるので景色を楽しむなら良いのですが、何度も書いている通り日中の強い日差しや夕方の西日がかなり眩しく感じます。

あとは顔が普通に見えるので個人を特定できますね。僕はクリアシールドを使用していて一度、バイクで走行中に隣の車に知人が乗っていて話しかけられたことがあります。ヘルメットを被っていて話しかけられるとは思っていませんでしたので驚きました。それくらい顔が識別できるということですね。スモークシールドはバイクの車種が特定できていない限りそういったことは無いでしょう。

広告

純正のスモークシールドが安心

今回のスモークシールド最大のポイントはやはり純正の安心感。

外から顔は見えないのに中から景色はハッキリ見えているという機能性の高さと、貫通テストをクリアしている防御性能は純正ならではかと。

社外品の安物だと転倒時にシールドが割れて欠片が目に入れば失明する可能性もありますね(事故の規模にもよりますが)。また内側からの透過率が低くて夜間の走行に支障をきたす製品もあります。そういった安全性に直結する部分を犠牲にすることはあまり賢い選択とはいえませんから純正品を選びたいところです。

今回紹介しているスモークシールドはアライ純正品ですから耐久性も問題ないでしょう。また純正シールドベースの加工品のミラーシールドとは異なり表面のコーティングがはげるといった心配もありませんので手入れも簡単です。

価格も社外品や加工品と比べても高くありませんのでスモークシールドの購入を検討中の方は迷わず購入で間違いないでしょう。お手持ちのヘルメットがより快適に、よりカッコよくなります。

出典:アライ公式サイト

コメント

広告
タイトルとURLをコピーしました