こんにちは、もちです!
みなさんはバイクのグローブは何をお使いですか?
「グローブなんてAmazonで1,000円のグローブを買えばいいじゃないか」と思われる方もいるでしょう。
なんなら軍手で十分という方も中にはいるかもしれません…。
しかし、バイクのグローブは意外と重要。故に安さだけで選ぶのはあまり良い選択ではありません。
そんな僕はデイトナのゴートスキングローブを昨年の4月に購入し約1年間ほど使用しています。
僕はこのグローブをとても気に入っていて、個人的に素晴らしい製品だと思っています。
今回はそんなデイトナゴートスキングローブの使用レビューです。
実際に使ってみてよかった点、イマイチだった点などを僕の感想と合わせて紹介していきます!
バイクのグローブ選びの参考にしていただければ幸いです。
ゴートスキンとは?
本題に入る前に、ゴートスキンとは何かを簡単に説明しましょう。
ゴートスキンとは山羊の革のことです。
この革は牛革などと比べ柔軟かつ強度が高く、また型崩れしにくく水にも強いという、とても万能な革なのです。
バイクのグローブに求められる要素はいくつかあります。
バイクの操作性を損なわないことはもちろん、ハードに使われることも多いので耐久性も必要となるでしょう。
長時間、雨に当たることもあるため水にも強くなくてはなりません。
ゴートスキンはバイクのグローブに必要な機能を一通り備えており、まさにバイク用グローブに最適な素材なのです。
おそらくデイトナさんもこれを思いゴートスキンをグローブの素材として選んだに違いありません。
ゴートスキングローブの外観
まず外観を見ていきましょう。
見た目はスタンダードなグローブの形をしており、特に変わった部分はありません。
多くのグローブと同様にナックルガードが備わっており、保護性能は高そうです。
指を曲げたときに手首あたりのが稼動するような形状をしています。
着脱はマジックテープであり、簡単に着脱が可能となっています。
手のひら側は摩耗しそうな部分に追加の革張りされているため、薄くなって破れるといったことは起きないでしょう。
こちらも柔らかく手になじみます。
ナックルガードはしっかりと硬く、保護性能としては十分だと思います。
ナックルガード部分はバイクの操作性を損なうような造りではなく、手の形にフィットするような形状であるため装着感は良いです。
指先部分は個別に縫製されているようです。
指先は特によく使う部分ですから他の部分よりもしっかりと作られているのだと思います。
指の関節の動きに合わせてしなやかに稼動するので破れる心配はなさそうですね。
標準的なバイクのグローブと同じように、手首の部分がマジックテープになっています。
この部分は大きく作られているのでグローブをしたままでも着脱しやすいです。
デイトナのロゴはラバー素材でできています。
グローブにはこのようなボタンがついており、左右のグローブがバラバラにならないように留めておくことができます。
片方のグローブだけをなくすことはそう多くありませんが、グローブをバッグに収納した際に片方だけ行方不明になることもあるでしょう。そういった事態を防ぐことのできる嬉しい機能ですね。
ゴートスキンはとてもしなやかで手への馴染みが良いです。
グローブを装着して拳を握りこんでも圧迫感はありません。
これだけの柔軟性があればバイクの操作性を損なうことはないでしょう。
1年使ってみてどうか
僕は約1年間、ゴートスキングローブを使用しています。
以前まではAmazonで購入したノーブランドのメッシュグローブ(1,000円)を使用していました。
メッシュグローブは通気性が良く涼しいので夏場はちょうどよいです。
しかし僕が住んでいる北海道はそもそも夏の期間が短く、夏以外のシーズンでは手が冷たいと感じることの方が多かったですね。
手の冷えはバイクの操作にダイレクトに影響しますから、手がうまく動かないといろいろと困ります。
そういった経緯から、風を通さない革のグローブが欲しかったのです。
基本的にどの製品でもそうですが、革の製品は価格が高いことが多いです。
素材の価格が高いことや、加工に技術を求められるためでしょう。
安い製品もありますが、加工精度が悪く耐久性に難があるものが多い印象でした。
その中で価格もリーズナブルであり、製品のクオリティも高いデイトナのゴートスキングローブを選択しました。
グローブを選ぶ際に僕が特に重視したのは、防風性と着脱のしやすさです。
前述のとおり、デイトナのゴートスキングローブは着脱がしやすいです。
ただこれについては、そもそもバイクのグローブが着脱しやすいようになっているので、この製品が特別なわけではなく、標準的な着脱のしやすさです。
防風性についてはとても素晴らしいと思います。
革の特性上、当然風を通すことはありません。
そして縫製もしっかりしているので風が入りこむこともほぼないです。
気温の低い日のツーリングでも使用してみたのですが、手が冷えることは以前よりも大きく減りました。
実際に使用してみて多くのメリットが感じられましたね。
あえてデメリットをあげるとすれば、防風性が高いので通気性が悪く、そのため濡れると乾きにくいということでしょう。これが唯一のデメリットだと思います。
しかし、そもそもグローブの中までべちゃべちゃになるほど浸水はしないのであまり心配はいらないですね。
カラー・サイズ・価格
カラー展開は、ブラック・イエロー・ブラウンの3種類です。
サイズは、ブラックのみS・M・L・XLの4種類となっています。イエローとブラウンはM・L・XLの3種類です。手が小さくSサイズを選ぶのであればブラックしか選択肢はありません。
価格は全てのカラー・サイズ共通で小売価格4,200円(税抜き)ですが、Amazonだと1,000円ほど安く買えます。
Mサイズ:DAYTONA(デイトナ) ゴートスキングローブ M ブラック プロテクションタイプ 76366
Lサイズ:デイトナ バイク用 グローブ オールシーズン ブラック L プロテクター内蔵 ゴートスキングローブ プロテクションタイプ 76367
サイズ感ですが、僕は手首から中指の先まで約20cmの標準サイズの手をしています。
Mサイズを選びましたが、少し余裕があり適度なサイズ感でした。
色は冒険せずにブラックを選ぶのが無難だと思いますが、このあたりは自身のファッションスタイルに合わせて選択するとよいでしょう。
ただ、ファッション性に特化したグローブではありませんから、見た目はあまり気にしなくても良いかと思います。
バイク初心者にオススメ
さて、バイク初心者の皆さんはグローブ選びにあまり時間をかけることはないと思います。
多くの初心者さんはかつての僕のようにAmazonで安いグローブを買ってしまうでしょう。
ただ、ちょっと待ってほしいのです。
グローブの良し悪しはバイクの操作に大きな影響を及ぼします。
例えば革のグローブでも柔軟性がなくピチピチなグローブであればレバー操作に支障をきたします。
それは普段バイクに乗っているときには気にならないかもしれません。
しかし緊急時などの一瞬でも操作が遅れれば事故につながる場面や1/100秒を競うレースなどでは、確実で素早い操作が求められます。
そんな時に、もしも手に合わないグローブをしていたら対応できません。
極端な話をしてしまいましたが、要するにグローブはヘルメットやプロテクターと同じように大切な装備だということであります。
僕が思うに、1,000円や2,000円のグローブを買うのならば、4,000円でデイトナのゴートスキングローブを買った方が良いです。
バイク用品は高いものが多いですが、それらと比べると4,000円のグローブはさほど高く感じないでしょう(もっと高価格のメーカーもたくさんあります)。
ゴートスキングローブは高品質で低価格、デイトナさんの企業努力を感じられる良いグローブです。
バイク用品は良いものを選びましょう。
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