こんにちは、もちです。
今回は僕も愛用しているヘルメット、アライのRX-7Xのエマージェンシータブを誤って引っ張ってしまった場合の戻し方を解説します。
引っ張る機会がないので戻らくなってしまい焦ると思いますがしっかりと手順を踏めば元に戻せます。
RX-7Xのエマージェンシータブの戻し方
エマージェンシータブとはヘルメットのあご部分に付いているオレンジのタブです。
このエマージェンシータブは緊急時にヘルメットを素早く外す必要がある場合、タブを引っ張るとヘルメットのパッドが簡単に外せるというものです。ライダーが事故などにあい処置が必要な際にヘルメットが外れないと処置が遅れてしまいますのでエマージェンシータブを使用して早く外せるようにしています。
このエマージェンシータブ、普段はヘルメットから少しだけ頭を出している状態です。基本的には触ることはない部分なので気づかない人もいるかもしれません。
アライのヘルメットのみならずショウエイのヘルメットにも同様の機構が採用されています。しっかりとしたメーカーのヘルメットには必ずといっていいほど備わっています。
僕はこのエマージェンシータブの存在を最近になって気づいたのですが、「こんなもの付いていたかな?」と不思議に思い引っ張ってしまったのですね。おそらく引っ張ってはいけないと思ったのですが興味が勝りました。
するとこのようにヘルメットから長いコードが出てきました。絶対に引っ張るべきではないものだとすぐにわかったので出てきた部分に戻そうとしたのですが一度引っ張ってしまうと戻せないようです。
エマージェンシータブをヘルメット内に戻すには一度ヘルメット内のパッドを外す必要があります。おそらくほとんどのライダーがRX-7Xの内装を外したことは無いと思います。
内装の外し方ですが、まず顎の部分に注目します。写真の矢印位置に爪が入っているので抜きます。
こんな感じの黒い爪ですね。
次にあごのパッドを外します。
写真の矢印の位置に爪があり、それでヘルメット本体とパッドが連結されています。
パッドを上方向にあげると爪が外れます。写真の矢印、白い部分が爪ですね。
パッドはあごひもに通してありますので抜きます。
取り外したパッドはこんな感じです。エマージェンシータブが伸びきっているのが分かります。エマージェンシータブはこのパッドにくっついていて、緊急時はこのパッドを素早く外せます。
パッドの裏側です。ここでエマージェンシータブにアクセスすることができます。
エマージェンシータブは中に織り込まれていますので折り目に合わせて戻します。これでエマージェンシータブは元に位置に戻りました。
後は逆の手順でパッドをはめたら完了です。
これで誤って引っ張ってしまったエマージェンシータブを元に戻せました。元に戻すには手間がかかるのでなるべく引っ張らないようにしましょう。
もし誤って引っ張ってしまった場合はこの手順で戻してみてください。ご参考になれば幸いです。
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