バイク用品

【レビュー】ドッペルギャンガーのターポリンデイパックを購入した!【DBT420-KH】

バイクに乗る際に持ち歩く用としてドッペルギャンガーのターポリンデイパックを購入しました。

このバッグは偶然ネットでレビュー記事を見つけたのですが、パッと見たデザインと機能性が良さそうで気になっており、ちょうど新しいバッグが欲しかったので購入してみたわけです。

今回はそのレビュー記事です。外観や機能などを紹介していますので、バイク用のバッグを探している、この製品の購入を検討しているという方のお役に立てるかと思います。

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ターポリンデイパックに期待したこと

今回、ターポリンデイバッグを購入するにあたり僕が期待したことは以下の通り。

おそらくこのバッグを購入しようと考えている方は共通だと思います。

これらについて実際どうだったのかは後述しています。

防水性

ヘルメット

バイクに乗って走っていると突然の雨でバッグが濡れるということはライダーであれば誰しも経験があると思います。自分自身が濡れるのもそうですが、積載した荷物が濡れることを心配するという方も多いと思います。

現在、僕は突然の雨に備えて防水カバー付きのバッグを使っていますが、実際に雨が降ってきた場合は防水カバーをかけている間にバッグが濡れてしまいますし手間がかかります。

そこで、そもそも防水素材のバッグならば雨を気にせずに走ることができだろうと考え、ターポリン製のバッグを選びました。特に僕は一眼レフを持ち歩いており濡らすわけにはいかないのでバッグの防水性は重視しています。

収納力

ターポリンデイパック

現在使っているバッグはカメラ用バッグなので、メインの収納スペースにはカメラを入れています。そうなると残りはサブスペースのみとなってしまい、カメラ以外の物があまり入りませんが、一眼レフはスペースを取るので仕方ないと割り切っていました。

あまり多くの物を持ち歩くことはないのですが、長距離ツーリングに行くとなにかと荷物をバッグに入れる機会が増えますのでもう少し収納力が欲しいと思っていました。ターポリンデイパックの写真を見たところ、入り口も大きくかなりの量が入りそうだなと期待しました

デザイン

ターポリンデイパック

このバッグをネットで見つけた際、飾り気のない、武骨ながらも機能性を感じることができるデザインに惹かれました。

ありふれたデザインのバックパックとは一線を画すシンプルさがあり、多くを求めない僕のようなライダーにはこれくらいのシンプルデザインがちょうどよいと感じました。

またグレー色もシティカモフラのような色調で、アウトドアしすぎていない都会的な印象がありました。

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ターポリンデイパックのデザイン

ターポリンデイパック

前部にはドッペルギャンガーのロゴとポケットとエアバルブ、ポケットが付いているのみで他には何もありません。非常にシンプルなデザインです。

バッグ全体の形は円柱形となっており、シティユースのリュックなどとは若干形が異なります。撮影用に寝袋を入れているので自立しています

ターポリンデイパック

購入して送られてきたときは薄く折りたたまれた状態で、「こんなに折りたたんでしまって大丈夫なのだろうか…」と思うほどコンパクトに梱包されていました。しかし逆に考えるとバッグとして使わない時は薄く折りたたんでの収納や持ち運びが可能ということですね。

ターポリンデイパック

今回購入したカラーはストームカーキです。カーキと聞けば緑色を想像しますが、このバッグにおけるカーキはグレー。ターポリンデイパックは3色展開になっており、ブラックの購入を考えていましたが、グレーの方がスタイリッシュに見えたのでグレーを購入しました。

実物の色は画像で見るよりも白っぽい感じで、グレー感はそれほど強くはありません。光の加減で色味が少し違って見えます。

ターポリンデイパック

バッグの入り口はロールトップになっています。

ロールトップのメリットは防水性が高いこと。バッグの入り口を内側に巻き込んでいくので雨が侵入しにくい構造になっています。

デメリットは閉める際に手間がかかること。ちょっと物を取り出したいときでもクルクルとトップを展開しなくてはいけません。

ターポリンデイパック

ロールトップは左右にあるバックルで留めます。バックルは大きめなのでグローブをはめた状態でも着脱はしやすいと思いました。左右のバックルを留めておけばロールトップが開いてしまうということはありません。

ターポリンデイパック

ターポリンデイパックには正面にエアバルブがついています。エアバルブがあることでバッグ内の空気を抜くことができ、中身を圧縮することができます。この機能は特に衣類を入れるときに役立ちます。

ターポリンデイパック

前部にはジッパー付きの小物入れがあります。ここは防滴仕様になっているようですが、ジッパーの隙間から雨が侵入してしまうため防水性は低いようです。収納場所としてはあまり大きくはないので手帳サイズくらいのものしか入りません。ツーリングマップルを入れるのに便利かと思います(雨で濡れるが)。

ターポリンデイパック

横から見るとこんな感じ。中身が入っていれば自立しますが空の状態では自立しません。

ターポリンデイパック

製品の説明にもありましたが全体で6つのDカンが付いているため積載はしやすそうです。

ターポリンデイパック

背面には背中、腰の体と接するあたりにソフトパッドが付いています。

ターポリンデイパック

ショルダーベルトは上部がバックルで簡単に取り外し可能。ショルダーベルトを取り外すとシートバッグとしても使用できます。

ターポリンデイパック

上部には取っ手があるので手で持つこともできます。

ターポリンデイパック

内部は仕切りなどなく一室になっているため収納力はかなり高いです。ただ、収納ポケットなどは一切ないので小物を入れるときは個別に分けなくてはいけません。

深さがあるのでたくさん物を入れると下のものは取り出しにくくなりそうで、取り出しやすく収納するには工夫が必要でしょう。

ターポリンデイパック

チェストベルトとヒップベルトが備わっていますので留めることでバッグをより体に密着させることができます。長距離を歩く際には役立ちます。

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ターポリンデイパックの防水性

防水性については家の風呂場で簡単にテストしました。

ターポリンデイパック

バッグの正面下部にシャワーを当て続けて内部に浸水するか確認します。

防水性のない布製のバッグであればこのテストで中まで浸水しますし、撥水加工程度のバッグでは同一箇所にシャワーを当て続ければいずれ濡れます。

このテストはそこまでハードではありませんが、ターポリンデイパックはしっかりと水をはじいており、内部への浸水は一切ありませんでした。またバッグ表面の水滴もタオルでサッとふき取るだけでなくなります。

ターポリンデイパック

僕が想像していたよりもしっかり水をはじいていました。もう少し湿っぽい感じになると思っていたのですが、水滴をふき取った後のバッグには水気はありません。素材がターポリンなので当然の結果ですし、バッグ全体がターポリン製なので背面のソフトパッドやショルダーベルトなど一部を除けば完全防水であるといえます。

ただ、実際に雨が降ると水はバッグの上から長時間当たり続けますので上からの放水に対する防水性もテストする必要がありそうです。

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ターポリンデイパックの収納力

収納力についてはヘルメットが入るか、キャンプ道具は入るか、衣類は入るかの3点をテストしました。

ヘルメット

ターポリンデイパック

まずヘルメット。

結論ですが、僕の使っているアライRX-7Xは入りませんでした。

ターポリンデイパック

これはヘルメットの径がバッグの入り口の径よりも大きいためです。半ヘルや小型のヘルメットなどは入るかもしれません。

ただヘルメットをリュックに入れて持ち運ぶという方はそう多くないと思いますので入らなくても問題はないでしょう。少なくとも僕は持ち運びません。

キャンプ用品

ターポリンデイパック

次にキャンプ用品。

テントとシュラフは明らかにバッグよりサイズが大きく元から入らないことが分かっていたのでその他のキャンプ用品を入れてみます。普段、僕が持ち歩いているソロキャンプセットを一通り詰め込んでみました。

ターポリンデイパック

かさばりこそするものの、余裕で収納することができました。

ただし全て入れるとかなり重たくなるのでこの状態で持ち運ぶのは厳しいです。キャンプ用品を入れる場合はショルダーベルトを外してシートバッグとして使用すると良いでしょう。

衣類

ターポリンデイパック

衣類だけをバッグに詰め込むという場面はほぼ無いとは思いますがテストします。

衣類については一定の量があれば何泊しようと同じ量でいけますので、今回はジーンズ3本、シャツ5枚、ジャージ2着、パーカー2着、ウルトラライトダウン、帽子を収納してみます。おそらくこれだけあれば洗濯しつつ日本一周にもいけるはずです。

ターポリンデイパック

バッグの下から順番に衣類を詰めていきます。全て詰め込んだら口を閉めます。

ターポリンデイパック

エアバルブを開放した状態でロールトップをクルクルと内側に巻き込んでいき左右のバックルを留めます。

ターポリンデイパック

最後にバッグを圧縮して空気が抜けたらエアバルブを閉めて完了。

ターポリンデイパック

かなりの量でしたが衣類はすべて入れることができました。まだ隙間があったので追加で下着類の収納も可能です。やはりエアバルブがあると中身を圧縮できるためターポリンデイパックは衣類の収納にはかなり強いですね。

以上、ターポリンデイパックには数泊程度のキャンプをこなせるくらいの収納力があると確認できました。

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ターポリンデイパックのイマイチな部分

ここまで僕の期待に応えてくれそうなかなりいいバッグであることがわかりましたが、イマイチな点もあります。

ターポリンデイパック

まずバック内部にポケットが一切ないこと。一室なので量はかなり入りますが小物を入れる場所があるとなお良かったです。小物を入れるときはそれぞれを何か別のものに収納して入れないとバッグの中で取り出しにくいと思います。

バイクに乗っていない時の普段使いには向いていないと感じました。普段使いもするつもりで購入しましたが、日常的に使うには少し大きくて使い勝手が悪かったですね。

ターポリンデイパック

あとは底部にプロテクターが付いているとなお良かったです。バッグパックは地面に置くことも多いので底部にダメージを受けやすいのですが、プロテクターがあれば底部の擦れなどを軽減できるのでぜひ着けてほしい機能でした。

目についたのはこれくらいで他に不満な点はありません。製品として欠陥は全くなく、細かい要望があるのみです。使用していく中でなにか不満が見つかれば追記します。

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カラー・価格

ターポリンデイパックターポリンデイパック

ターポリンデイパックのカラーはブラック、ストームカーキ、クリムゾンの3色展開です。

僕が購入したカラーはストームカーキですが、つまりグレーですね。実物は写真よりも少し薄めの色をしており、光の加減によっては白っぽく見えることも黒っぽく見えることもあります。特にこだわりがなければ無難にブラックを選ぶと服装を選ばずに使用できると思います。

価格はオープン価格で4,000円前後。僕はAmazonで購入したのですが、購入時は3,800円でした。

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迷っているなら購入していい

ターポリンデイパック

正直、この価格でこれだけ防水性の高いバッグを買えるのは驚きです。

ターポリン製のバッグは他にもありますがドッペルギャンガーのものは他の製品と比べても価格が安い。つまりコスパに優れています。

デザインはシンプルながらも機能性を感じるようなものですし、前述の通り収納力も高く、バッグパックとしてもシートバッグとしても使える汎用性の高さを兼ね備えています。

防水性の高いバイク用バッグの購入に迷っているのならターポリンデイパックを買えば間違いはないでしょう。

同じドッペルギャンガーのターポリンシリーズには他にもシートバッグやサイドバッグもあるようなので、今年のツーリングはドッペルギャンガーのバッグで揃えてみようと考えています。完全防水で荷物が濡れることを心配せずに長距離ツーリングに臨みたいです。

ターポリンデイパックの購入を検討中の方はぜひ。オススメできます。

出典:DOPPELGANGER公式サイト

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