僕の愛車はジムニーJB23(10型)です。もう4年くらい乗っていますが、特に可もなく不可もなくという優秀な車です。道具としてはこの上ない完成度であると評価しています。
ジムニーという車は趣味性の高い車としても知られており、自分好みにカスタムしていくオーナーが多いと思います。そしていじるのも簡単な車なので初心者でも楽しみながら自分の好きな車を作り上げていくことができますね。僕もいろいろ自分でやってますがそれも込みでジムニーは非常におもしろい車だと思います。
そして今回の記事ではシフトレバーのカタカタ音の解消について紹介しています。
JB23に乗っていてカタカタ音に心当たりがあるという方も多いことでしょう。以下に原因と対策を記載していますので参考にしてください。
シフトレバーのカタカタ音の原因
ジムニーJB23のシフトレバーなんですが、アイドリング時に「カタカタ」という音がします。振動音ではなく、何かが何かと干渉して「カタカタ」と鳴っているような音です。
これについては個体差もあるので全部の車両がそうではないと思いますが、ネットなど見ていると高確率でシフトレバーからカタカタという音がするようです。まあジムニーに乗っている人はあんまり細かいことを気にしないのでカタカタ鳴っていても気にならないのかもしれませんが…。
シフトレバーのカタカタ音の原因は様々あると思いますが、ほとんどの場合シフトブーツの下、というか中に原因があります。
ということでシフトブーツを外して中をチェックしましょう。JB23ジムニーのシフトブーツは土台のツメにはまっているだけなので手で簡単に外れます。
シフトブーツを外すと上の写真のような感じになっています。
カタカタ音の原因は外側シフトブーツの下にある内側シフトブーツです(ややこしいので内側シフトブーツを”シフトブーツ”と呼びます)。このシフトブーツがアイドリングの振動で土台のプラスチック部分とぶつかることでカタカタという音がなります(写真の指差した部分)。
ということは、このシフトブーツが土台とぶつからないようにしてしまえばカタカタ音は解消されるということです。
シフトブーツの干渉部分については個体差があるかもしれませんが、ネット上で同様の事例を見てみるとほとんどがこの位置で干渉が起きてカタカタ音が鳴っているようです。
両面テープでカタカタ音の解消
シフトブーツのカタカタ音解消のため、今回は車用の両面テープを干渉部分に貼り付けます。
この両面テープは3Mの車両用両面テープです。エアロパーツとかの固定補助に使用するものですね。粘着力が高いので車に何か貼り付けるときは大変重宝します。ちゃんとした処理をして一度貼れば全然外れません。僕は車のことでなにかあればこの両面テープで対応しています。
この両面テープを2センチくらいの長さに切ってシフトブーツとプラスチック土台の干渉部分に貼ります。
干渉している部分に両面テープを貼り付けておきます。緩衝材として機能してくれれば良いのであまりガッチリ固定していません。ペタッと貼っておけば大丈夫です。両面テープだとシフトレバーを動かしたら取れるんじゃないか?と思うかもしれませんが、シフトブーツは両面テープを剥がすほどの可動域がないので問題ありません。
これにより振動でシフトブーツがプラスチック部分と干渉することがなくなりカタカタ音が鳴らなくなります。
以上で作業は終了です。時間にして2分程度の簡単作業でした。
今回カタカタ音解消のために僕は両面テープを使いましたが、該当部分が干渉しなくなれば何を使っても良いと思います。何かしら干渉部分に挟まってれば良いので極端な話厚紙でもいいんじゃないかと思います(厚紙はさすがに厳しいかな)。100円ショップの隙間テープとかも使えそうです。まあ3Mの両面テープが一番無難でしょう。
作業後はアイドリング時にカタカタ音が鳴らなくなりました。カタカタ音はちょっとだけ気になっていた部分でしたが、簡単作業で小さなストレスが解消されて大満足です。
僕と同じようにJB23ジムニーでシフトレバーのカタカタ音にお悩みの方はぜひ試してみてください。
ただし、別の原因がある場合や、故障しててカタカタ鳴っている場合もありますので、ご自身の車の原因に合わせて対処することをオススメします。
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