雨穴さんの新作「中古住宅で発見された、不気味なビデオテープの正体」を読んだ!最初から最後までまとまりのある作品!

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先日、Webメディア オモコロにて公開された雨穴さんの新作記事「中古住宅で発見された、不気味なビデオテープの正体」を読みました。雨穴さんはいつもクオリティの高いホラー作品を提供してくれており新作を楽しみにしていましたので公開されてすぐに読みに行きました。

この記事は「中古住宅で発見された、不気味なビデオテープの正体」の簡潔な内容と僕の感想を書いています。本記事にはネタバレを含みます。元の記事を読んでいない方はこの記事を読む前に以下のリンクから元記事を先に見てください。

ブログ:中古住宅で発見された、不気味なビデオテープの正体 - オモコロ

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「中古住宅で発見された、不気味なビデオテープの正体」の内容と感想

内容

ある女性から雨穴さん宛にメッセージが送られてくる。その女性が購入した中古住宅の押し入れ内の複数個所にビデオテープの断片が貼り付けられていたという。

ビデオテープには不気味な映像が記録されていた。雨穴さんは知人の栗原さんと共に調査を進め、その映像が呪いの儀式であることを突き止める。事実、依頼者の周辺では度重なる不幸があった。

だれが何のためにビデオテープを貼り付けたのか謎を解き明かしていくという内容。

感想

今回の記事では謎の初めにビデオテープに記録された不気味な映像が出てきます。この映像の内容は映画「ノロイ」に登場するような感じのTHE呪いの映像といったものです。とても細かく作りこまれていて本物に見えましたね。この映像を作るだけでも十分に手間がかかっていると思います。またこれを雨穴さんが手作りしていると考えるとほほえましいです。

映像のアスペクト比という部分に着目して謎解きが進んでいくのもおもしろいですね。映像の不自然さからアスペクト比が異なると推理して、撮影された時期や機材を割り出していくあたりは推理ものの作品かと思えるほどです。この部分は映像を見た僕も全く気づきませんでした。4:3になっているのは古さを出して不気味さを演出するためだと思っていましたがちゃんと謎解きに関係があったのですね。

作中の時系列も要所で整理されていてわかりやすかったです。話自体はそう複雑なものではないのですが時系列は分からなくなりがちです。雨穴さんの作品は「いまどこの話なんだ?」と感じる部分に時系列整理が入るので話を見失うこと無く読み進められます。

僕は先の展開を予測しながら読み進めていくのですが、今回はおおむね予想通りでした。恋人関係で揉めていてという部分や呪いのカラクリなどは予想が当たりました。しかし前述の映像のアスペクト比や最後の仏壇を回避して呪いをかけているという部分は考え付きませんでしたね。

今回の作品に関しては特に不必要に考察しようとは思いませんでした。他の作品は少し謎が残るような作りになっていると思いますが、今回は最後まで読むと特に腑に落ちない部分はなく最初から最後まで納得のいく流れでした。とてもスッキリとする終わり方でしたので読み終えて満足してしましましたね。

毎回毎回、伝承や呪いなどよく思いつくなぁと感心します。呪いの儀式などはオリジナルなのでしょうが実際に存在するものであるといわれても疑わないほど細かく作りこまれていますし、依頼者や登場人物たちのイメージも細かく設定されているようです。作りこまれた背景があってこそ読者はホラー要素を楽しめるわけですね。

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書籍化を想定している?

今回「中古住宅で発見された、不気味なビデオテープの正体」を読んで、なんとなく話の作りが書籍化を想定しているのではないかと思いました。

雨穴さんといえば「変な家」が現在ベストセラーになっています。僕も読みましたがとても良い作品でした。テレビなどでも取り上げられており、かなりの反響を呼んでいるそうです。それだけ多くの人に雨穴さんのホラー作品が評価されているということですね。そこで2冊目を待ち望んでいる方も多いと思います。

今回の作品はこれ以上展開させていくこともできそうです。家、映像、呪い、特定地域の伝承など定番のホラー要素もたくさんありますからまだまだ続きを書いてほしいです。この作品に限らず他のものでもよいのでぜひ書籍化してもらえると嬉しいですね。

出典:中古住宅で発見された、不気味なビデオテープの正体 - オモコロ

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