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【DIY】色褪せたニューバランスのスニーカーを補色してみた

お気に入りのスニーカーをより長く綺麗に履きたいと思い、色あせたスニーカーの補色に挑戦しました。

この記事ではスニーカーの補色に使用する製品の紹介や補色の手順、補色後のスニーカーの写真などを記載しています。

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ニューバランス997H

今回補色するスニーカーはニューバランス997Hです。

3年ほど前に購入して冬以外はほとんど毎日履くお気に入りのスニーカーです。この997Hは僕が初めて履いたニューバランスのスニーカーです。靴屋で試し履きをした際、想像以上に履き心地がよく驚いたことをいまだに覚えています。

この997H、お気に入りのスニーカーではありますが専門的な手入れはしていませんでした。

日常的な手入れとして行っていたのはブラシ掛け程度です。また運動等には使用していなかったので、擦れや穴空きなどの大きな傷みは見られません。

しかし写真の通りとにかく色あせがひどく見栄えがよくありません。購入した当初に比べると別の靴のようです。

997Hはもともと滑らかで手触りの良いスエード素材の生地でした。しかし今では色あせて生地はごわごわに固まってしまっています。こまめな手入れをしていればこうはならなかったのかもしれません。手入れの重要性が分かりますね。

しかしそれほど大きく傷んでいるわけではないため、この色あせさえ改善できれば素材の傷みも目立たなくなりそうです。

ちなみに上の写真は購入時の写真です。全体的に発色の良い紺色をしていました。今の状態とは比べ物になりませんね。

毎日履いているので変化になかなか気づきませんでしたが、新品状態と比較するとかなり色あせていることがわかりました。

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補色に使用する”スエードカラーダイムリキッド”

今回スニーカーの補色に使用するのはFAMACO スエードカラーダイムリキッド ネイビーです。

原産国はフランス、容量は75ml、価格は1,300円+税です。

カラーは10色展開となっておりますので、自身の靴に合う色が見つかると思います。

この製品はスエード、ヌバックなどの起毛皮革専用の補色栄養剤で、スニーカーにも使えます。スプレータイプではなくスポンジで塗るタイプなので作業がやりやすいと考え購入しました。

補色の詳しいやり方をYouTubeで公開しているので、まずはその動画を見てから作業することをオススメします。

参考:M.MOWBRAY公式サイト

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スニーカー補色の手順

さて、スニーカーを補色していきます。

作業するにあたってまずは紐を外しましょう。紐が付いていると作業性が悪くなります。外した紐は洗っておくとよいでしょう。

紐を外したら靴全体の汚れを落としていきます。

主にブラッシングと、湿ったタオルで軽く拭き上げます。より専門的に行うのであれば靴用のクリーナーで汚れを落とすと良いでしょう。今回はサクッと終わらせたいのでそこまで細かく作業しません。

靴の汚れを落としたら、補色液を塗っていきます。FAMACOスエードカラーダイムリキッドは、ボトルに備え付けのスポンジに補色液を染み込ませて塗るタイプです。

スプレータイプの補色液と異なり、細かなマスキング等が不要なため手軽に補色を行うことができます。

スニーカーの補色は今回が初めてで、かつスエードカラーダイムリキッドを使用するのも初めてだったため、まずは失敗しても目立ちにくいかかと部分で試しました。いきなりつま先部分から挑戦して失敗した場合、取り返しがつきませんので…

かかと部分で試した結果、補色液の塗りに関しては問題なく行えることが確認できましたが、補色液の出る量を調整するのが少し難しいと感じました。あらかじめかかと部分で試してよかったです。

また備え付けのスポンジが大きいため、靴の細い部分に補色液をピンポイントで塗ることが非常に難しいです。

そこで補色液をボトルから別の容器(今回はペットボトルを切ったもの)に出して使うことにしました。

別の容器に出した補色液を丸めたティッシュペーパーに染み込ませて細い部分に塗りました。この方法であれば細かな部分までしっかりと補色液を塗り込むことができます。

スエードカラーダイムリキッドは1度の作業で色が濃くなりすぎることを防ぐため着色力が弱めになっています。

ですから1度の塗りではあまり色が付きません。なので色をより濃くしたい場合は何度も塗りましょう。

ちなみに僕の997Hはソール側面が真っ白で綺麗な状態を保っていますが、この部分はスニーカー用の激落ちくんで磨くことでめちゃくちゃ綺麗になります。

スニーカーはソールの部分が白く綺麗な状態であればけっこう見栄えします。以下にリンクを掲載しておきますので興味のある方はぜひお試しください。

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補色後のスニーカー

補色後のスニーカーです。色あせ状態と比べるとかなり濃い紺色になりました。

補色後にブラッシングをしたので少しぽわぽわした質感になっています。着色はかなりうまくいったと思いますが、ちょっとムラになっている部分もあります。素人作業なので多少の色ムラは味として受け入れることにしましょう。

Nの周辺はかなり細かく着色が難しい部分でしたが、そこそこ上手にできているのではないでしょうか。Nの部分に補色液が付着しないように気を使いました。

全体的に発色が良くなりましたが、補色をしたからといって新品と同じ色にすることはできません。どうしても新品のような仕上がりを求めるのであればプロに依頼するか、新品のスニーカーを購入しましょう。

上の写真は補色前と補色後の比較です。並べてみるとかなり色が濃くなったことがわかります。

補色作業は正直けっこう大変でした。細かい部分が多く繊細な作業なので時間はかかりますし難しいです。

スニーカーの補色は自分で楽しみながら靴の手入れをしたいという方であればオススメできます。大変な作業ではありましたが、僕は楽しく行うことができました。補色後の綺麗になったスニーカーは自分で作業したことも相まって満足感が高いです。

スニーカーの補色をやってみたいという方はぜひ挑戦してみてください!

もち
もち

補修後1年ほど履いていますが色あせてません。耐久性もけっこうありますね。

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