ネイキッドバイクにおいて、ビキニカウルは大事。
なぜそう思ったか。
僕のバイクはホーネット250だ。250ccのネイキッドバイクだ。
このホーネット250でツーリングをしていて感じるのは、風。走行風だ。
ネイキッドバイクはその形状ゆえ、空気抵抗をもろに体に受ける。逃れようがない。
ホーネット250の場合、80km/h程度の走行であれば体に受ける風は気にならない。
しかし100km/hを超えると話は違ってくる。
高速域では明らかに前に進まなくなるのである。
もちろん、パワー不足であることは否めない。
CB1300SFであれば100km/hからでも容易に加速できるだろう。
しかし250ccのネイキッドバイクにおいては、この空気抵抗は無視できないほど走行に影響を及ぼす。
僕のホーネット250にはビキニカウルを付けている。
これは中古で購入した時から付いていたものだ。
自分で購入したものではないが、手元にあるので活用させてもらっている。
しかしビキニカウルを付けたホーネット250はカッコ悪い。
エンジンが小さいため、ビキニカウルを付けることで頭でっかちになりバランスが悪くなる。
だから写真を撮る時や、気軽に走りたいときはビキニカウルを外している。
毎年4月になるとバイクに乗り始める(北海道は冬期間乗れないからだ)。
新年一発目のツーリングは往復100~200km走るが、決まってビキニカウルを外す。
理由は、風を感じたいからである。
長くバイクに乗れない期間があると風が恋しくなるのだ。だからあえて風を感じるような装備でツーリングに臨むのだ。
そしてツーリング中、高速走行する場面がある。
例えば追い越しの際などであるが、ここで空気抵抗を感じる。
本当に加速しない。
自分の体も風に持っていかれそうになる。
なんとか風を避けようと体を伏せてはみるが、さほど効果はない。
そして後悔する。ビキニカウルがあれば…と。
帰宅してホーネット250にビキニカウルを取り付ける。
そして眺めて考える。
(うーん、やはりかっこ悪い)
だが、走行時を考えると致し方ないか。
あらためて、ビキニカウルを付けた状態でツーリングに行く。
体に風が当たらない。風が当たらないだけで楽である。
80km/hでの巡行は言うこと無し。何も不満はない。
そして追い越し。加速する。
100km/hまではビキニカウルの有無による違いは感じない。
違いがでるのは110km/hを超えてから。
ビキニカウルがないと120km/h以上は出せない。体への空気抵抗が大きすぎるのだ。
こんな時は心からMorePowerと思う。パワーさえあれば空気抵抗など気にならないのだが。
ビキニカウルがあればしっかり加速する。空気抵抗も少なく、伏せれば風は当たらない。
120、130、140km/hと加速することができる。
たった一つでこれほど違うかと実感する。
ビキニカウルさえあれば、どこまでもいけそうな気がした。
もう僕のツーリングにビキニカウルは欠かせない。
もしあなたがネイキッドバイクに乗っていて、そしてそれが小排気量であるならば、今すぐビキニカウルを買うべきだろう。
その変化に驚くはずだ。
そして今まで受けていた空気抵抗がなくなり、より早く遠くに行くことができる。
これから新しい体験が待っている。ビキニカウルを付ければ人生が変わる。
(ビキニカウルを付けると空気抵抗が少なくなって走りやすいというネタ記事でした)
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