こんにちは、倉本ポップです。
今回、僕の現在の愛車であるジムニー(JB23)のボンネットにストライプを入れました。
僕は車に関して人と被るのがあまり好きではないため、購入当初から街にあふれるジムニー達と何か差別化できないかと考えていました。リフトアップやショートバンパーへの交換はジムニーのカスタムでは定番ですし、ドレスアップもほぼやり尽くされている感がありました。
そこで思いついたのが、ボンネットストライプです。
もともと僕はスポーツカーが好きで、ボンネットストライプは定番のドレスアップだったのですが、ジムニーにストライプを入れるというのはあまり聞いたことがなく、ネットで検索してもそこまで多くの情報は出てきませんでした。誰もやっていないのならば、ありきたりなジムニーでも個性が出るだろうと考え、ボンネットストライプを入れることに決めました。実際にジムニーにストライプを入れている方はほぼいないと思います。見たこともありません。
もしも個性的なジムニーを考えているのであれば今回の記事は参考になると思います。
ストライプの色を決める
まずストライプの色を慎重に決めましょう。自分の車の色に合うような色を選択しないと貼り付けた後に全体のバランスを壊すことになってしまいます。
車体が白や黒などの無彩色であればほとんどの色と相性がいいので気にする必要はあまりないでしょう。逆にストライプの色を白や黒にする場合も同様です。
しかし色のある車に色のあるストライプを入れる際は注意が必要です。青の車体に赤のストライプは似合いませんし、黄色の車体に紫のストライプは気持ち悪いです。ボンネットストライプは目立つのですが、見た目の与えるインパクトゆえに色の組み合わせが非常に重要となります。
僕のジムニーの色はカーキです。つまりは少し暗い深緑ですね。このカーキに合うストライプの色を考えましたが、意外と難しいです。無難に黒という選択をしようと思ったのですが、カーキに黒はあまり目立たないため却下。白は上品な印象を与えるためジムニーのカーキには合いませんし、赤や青は組み合わせが悪すぎます。
ぼーっとジムニーを眺めていると、意外と軽ナンバーの黄色が車体の色にマッチしていることに気づきました。ならばストライプも黄色にしてみようかと思い付き今回は黄色のストライプを入れることに決めました。
ストライプは塗装ではなくステッカー貼りにすることを決めていたので、Amazonで30cm×150cmの黄色のステッカーを購入しました。このステッカーをジムニーのボンネットに合わせてカットして使用します。
ボンネットにストライプを貼ってみよう
実際にボンネットにストライプを貼る時の手順です。
洗車
まずは洗車です。汚れが付いたままですとうまくステッカーを貼り付けることができませんので、しっかり砂埃を落として洗いましょう。
この洗車はこだわると終わりがありません。僕は洗剤で洗うのみとしました。
ダクトの取り外し
ボンネットのダクトの取り外しを行います。
ダクトをつけたままでもストライプを貼ることができますが、作業性が悪いこと、付けたままだとつなぎ目の処理がうまくできないためダクトを外して作業することを推奨します。
ボンネットを開けると裏にねじがあります。写真の赤丸8か所のねじを外し、青丸のクリップを外してダクトを手前に引っ張りながら上に持ち上げると外れます。
ダクトを外すと結構汚れていますのでしっかり洗っておきましょう。
位置決め
今回はボンネットの真ん中に2本のストライプを入れます。
真ん中にはダクトがあるのでダクトを避けてストライプを入れようと思ったのですが、どうしても真ん中2本のストライプにしたかったのです。とはいえこだわりがなければダクトを避けた方が作業は簡単です。
まずはボンネットのセンターを決めます。
ここでセンターがずれるとストライプもずれてしまいますので、しっかりと真ん中をとります。
マスキングテープをボンネットの上下に貼り付けて、そのテープのセンターに印を付けます。そして、上下のテープのセンター同士を結ぶように真ん中にテープを貼り付けます。これでほぼセンターが決まるのですが、目視してズレがないか確認しましょう。
センターを決めたら、あらかじめ切っておいたステッカーを乗せて位置を確認します。問題なければステッカーをマスキングテープで仮止めしておきます。
ボンネットにストライプを貼る
貼る位置を決めたらステッカーを貼り付けます。
貼る前にはシリコンオフ等で脱脂をしておきましょう。脱脂をしておくことでしっかりと貼りつきます(僕は作業に夢中で忘れてしまいました…)
ステッカーの貼り方ですが、まずダクト側2センチほど裏紙を剥がして貼り付けます。そして空気を抜きながらボンネット上に向かって貼り付けていきます。
まっすぐ貼り付けるだけですので道具を準備せずとも指だけで作業ができます。
裏紙を2~3センチずつ剥がしてゆっくりと貼ってきます。裏紙は折りながら剥がしていくと作業がやりやすいです。
端はボンネットの裏側に折り込んで貼り付けます。2センチほど折り込んでおけば問題ないでしょう。
ここは剥がれやすいのでしっかりと圧着します。
ダクトにストライプを貼る
ダクトへストライプを貼る時に注意したいのは、ボンネットのラインとずれないようにすることです。
外したダクトを一度取り付けて、端がずれないように位置決めをして貼り付けます。
ダクトの支柱部分は切り抜いて貼り付けます。
端は裏側に折り込みます。
しっかりと貼り付けたら、ダクトを取り付けます。
ボンネットの下側もラインがずれないように貼り付けます。
手順は全て同じです。
完成
完成です。
思いのほか綺麗に貼り付けることができました。
ゆっくり慎重にやっても1時間半で全て終わります。
ストライプのカラーが黄色であること、ストライプを入れているジムニーがほぼいないことから、かなり目立つようになりました。
ジムニーにストライプは合わないのではないかと思っていましたが、実際にやってみると思いのほかまとまりのある仕上がりになりましたね。
軽の黄色ナンバーと相まって黄色の主張が強い車へと変貌を遂げました。当初の狙い通りカーキと黄色の相性は良かったようです。
今回のやらかしポイント
僕は何かの作業をすると必ず1か所は失敗をします。
あまり計画を立てずにやってしまうので、想定外のことがあるとミスをします。
今回は2か所やらかしました。
1か所目は、ダクトの支柱を避けてステッカーを織り込む際に、干渉する部分を1センチほど切り抜いたのですが、切りすぎてしまいました。
もう片方は慎重に行ったので問題なかったのですが、こちら側は見事に失敗。
正面から見ると切りすぎたのがわかります。
ほとんど目立たないので今回は貼り直しせずにそのままにしています。
2か所目は、ダクトに貼り付けたステッカーの裏側の処理です。
折り込んで見えなくなる部分だったのですが、切る際にガタガタになってしまいました。
これも他の部分はうまく仕上げたのですが、この1か所のみやらかしました。
見えない部分なので汚くてもOK!ということでそのままです。
作業はしっかり計画を立てて、慎重に行うことが大切ですね。
ボンネットストライプは簡単!
ボンネットストライプを入れるのは思いのほか簡単です。
複雑なストライプを入れるのであれば話は別ですが、今回のように直線2本だけならば誰でもできる作業です。
車種によってはボンネットが複雑な形状をしていたり、ジムニーのようにダクトがついている場合がありますが、少し注意をすれば問題なく作業できるでしょう。
ストライプを入れると他の車よりも個性的になり目立ちます。
世の中のほとんどの車はボンネットにストライプなど入っていません。
僕自身もミニとマスタング、チャレンジャー以外の車でストライプの入った車はほとんど見たことがないです。
ボンネットストライプは確かにちょっと目立ちすぎる感はありますが、作業は簡単で満足度の高いドレスアップですので、他の車と被りたくない、差別化したい方には本当にオススメです。
ジムニー乗りの方もぜひストライプを入れてみてください!ストライプ流行らせましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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