こんにちは、倉本ポップです。
今回は2019年5月26日(日)にツーリングに行きましたのでその記録です。
2019年に入ってから初のツーリングでした。
この日の北海道は異常な暑さで、各地で30度超え、場所によっては35度なんてところもありました。
天気は良かったのですが、気温が高すぎて快適なツーリングとはいえませんでしたね。
目的はスタンプラリー
僕は北海道に住んでおり、休みの日はツーリングに出かけます。
夏になると1週間ほど仕事を休んでキャンプツーリングに行きます。
それゆえに「もう北海道はだいたい走った」と思うようになり、年々どこへ行こうか迷うようになりました。
そこで今年は北海道の道の駅スタンプラリーを行うことに決めたのです。
スタンプラリーを行うことで、スタンプを集めるという目的ができますし、北海道のほぼすべての地域を網羅しているのでまだ知らない場所に行けると思ったからです。
今回のツーリングも「スタンプを押す!」という目的を持って計画しました。
当初、朝5時に家を出て根室方面を目指し、海沿いの道の駅をまわる予定だったのですが、前日寝るのが遅かったため朝起きれず、結果8時に出発となってしまいました。
今回のルートは、浦幌町を通り恋問に寄って、釧路湿原の横を抜けて、弟子屈町を目指します。
その後、美幌峠を越えて美幌町で折り返し足寄を経由して帰宅します。
出発前の距離は21,243km。この日はけっこう走る覚悟でした。
装備はいつもの通りリュック1つで行きます。
リュックの中にはカメラとウルトラライトダウン、その他もろもろが入っています。
ウルトラライトダウンは軽量、コンパクトかつ暖かいのでツーリングには欠かせないアイテムです。
うらほろを抜けてしらぬか恋問へ
家を出て1時間ほど走りまして「道の駅 うらほろ」へ到着。
僕の他にはトラックとご夫婦しかいませんでした。
早速スタンプを押すため中に入ろうとしたら営業時間前で開いておらず。
仕方ないのでjapanコーラを飲みながら待ち、開店と同時に中に入りました。
スタンプの場所がわからなかったため、道の駅の方に教えていただき、無事GETしました。
10分ほど休憩したのち出発。
国道38号線を道なりに進みます。
この日は気温が高く山道を走っても熱風しか当たりません。
浦幌町を抜けると海沿いに出ますのでそのまま白糠町方面へ。
さすがにこのあたりは気温が低く、先ほどまでの暑さが嘘のように一転、気温は10度前後と寒かったです。
白糠の市街地を抜け走り続けること十数分、「道の駅 しらぬか恋問」に着きました。
印象的なポスト。恋という文字が入っているのでハートというシンプルな発想。イカのキャラクターが可愛いですね。
さて、この時点で時刻は10時でした。ここから弟子屈町の「道の駅 摩周温泉」を目指すのですが、ルートに迷うことに。
釧路湿原をしっかり走ったことがなかったので釧路湿原の横を抜けて標茶町経由で向かうつもりではいたのですが、恋問周辺にもう一つ「道の駅 阿寒丹頂の里」があったため、そこに寄ってから弟子屈町へ向かう方がスタンプを効率よく集められて良さそうだと考えました。
ただ、釧路湿原を目指すと30分ほどかかりそうだったのでやめようかと思いましたが、天気もよく時間もあったので釧路湿原を通るルートを選択しました。
釧路市街を通ると時間がかかると思い、外環状線を通り釧路東インターまで一気に抜けました。
あとは国道391号線を道なりに行くだけです。
釧路湿原を通り弟子屈町を目指す
さて釧路湿原ですが、数年前に訪れて以来でした。
その時は展望台を目指してダート道を右往左往したくらいで、湿原を楽しむ余裕がなかったのです。
今回はゆったりと湿原を走るルートを選択したので、どんな綺麗な景色が見れるのかと期待しながら走っていました。
しかしいくら走っても山道が続くばかり。山を抜けましたが水辺はこのシラルトロ沼だけ。
ただ暑い山中を時間をかけて走るだけという有様で、結果としてこのルートはミスでした。
湿原というくらいなのでなんとなく涼しそうなイメージをしてましたが、体感的には40度くらいあり涼しさは皆無。なんなら湿原なので湿度が高くて他より暑いんじゃないかと思うくらいでした。。
さらに気づけばガソリンも底をつきそうな状態。もう帰ろうかと思いました。
そんな釧路湿原を抜けて標茶町へ到着。
まずは給油しました。
そしてここまでの暑さにかなりやられていましたので、水分補給のためしばし休憩を取ることに。
飲み物を買うために立ち寄ったコンビニでトイレに入りましたが、照明が謎のピンク。あえてこの色なのでしょうか?だとすればなかなかいやらしいコンビニです。
ポカリ500mlを軽く飲み干し、標茶町から弟子屈町へ向かいます。
気温が高すぎてこの辺でもけっこうバテてました。
走っても熱風しか当たらず体が冷えることが全くない状態で、汗をかきシャツはべちゃべちゃ。
とにかく体を冷やしたかったので、走りながら服の首元を掴み襟を大きく開けることで体の中に走行風を取り込みつつなんとか乗り越えました。
「道の駅 摩周温泉」に到着。
バイク用の駐車場がありました。同じくバイクもけっこう来てました。
ここは足湯があります。
気温35度前後の日に誰が足湯など入るのかと思いましたが、先客のライダー達がつかってましたね。
僕は他のライダーとはほとんどコミュニケーションをとらないタイプのライダーなので、基本的には近くにライダーがいてもスルー。足湯ライダー達の横もささっと通り過ぎました。
少し道の駅の周辺を歩いてみると釧路川にかかる橋を発見。なんだろう橋という名前でした。
渡ったところには雰囲気の良い「水郷公園」がありました。
野鳥観察小屋がありましたのでこの中で少し休憩。
水辺にあり風通しも良く日差しも避けれたので涼しかったです。
あまりに快適なので、ここをツーリングの終着点にしようかと思いました。
20分ほど涼んだところで出発。美幌峠を目指します。
美幌峠と屈斜路湖
弟子屈町を抜けて道なりにしばらく走ると屈斜路湖が見えてきました。
そのまま山道を登ります。上に行くにつれて見晴らしが良くなってきました。
「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」に到着。
車はけっこうありましたがバイクは少なかったです。
とりあえずスタンプを押して展望台へ行くことにしました。気温30度超えの中、この長い階段を上下プロテクターのフル装備で登ります。
階段1段1段の距離が長く、下で見たよりも多く歩きました。
展望台に到着。石が積み上げられておりかなり足場が悪いです。ヒールだと危ないでしょうね。
景色は流石に綺麗。天気も良く屈斜路湖が良く見えました。
時刻は14時でお腹も空いていたので昼食をとることに。
暑かったので冷たい蕎麦でも食べようと思ったのですが、食堂には温かいメニューしかなく、仕方なく月見そばを注文。この暑い中であったかい月見そばとは…。おかげで水飲みまくりました。
食事を済ませるとかなりの台数のバイクが停まっていました。
僕のホーネット250の周りにもライダーが何名かいたので少し話して出発。
美幌峠を下り、美幌町へ到着したところで経路確認。「道の駅 あいおい」を目指します。
「道の駅 阿寒丹頂の里」に寄るかどうか迷いましたが、時刻がすでに15時であったことと、遠回りになるとこを考え、あいおいに寄り足寄経由で帰宅するルートを選択しました。
あいおいのクマヤキ
国道240号線を道なりに走り続けること30分。「道の駅 あいおい」に到着。
この辺も気温が高く30度以上はあったでしょうね。多くのライダーがいましたが、みな木陰で休んでいました。
まずはスタンプを押して周辺を散策。
ここには昔駅があったようで、車両と線路と駅舎がそのまま残されていました。
さび付いた車両と線路に生えた雑草、白樺の木。随分と写真映えします。
なかなかない機会なので線路の上を歩いてみました。
青い車両はライダーハウスとして使用されているようで、観光客は中に入ることはできませんでしたが、車両を改造したライダーハウスはかなり興味を惹かれました。中が気になります。
この道の駅はクマヤキというたい焼きの亜種が名物らしく、道の駅の壁にも描かれており自販機もクマヤキ仕様。気になったので買って食べてみました。
まあ、味はたい焼きですね。見た目はクマ。だからクマヤキでしょう。
20分ほどの休憩を終えて出発。あとは帰宅するだけなので気楽ですが、最後まで気は抜けません。帰りにこそ事故に注意が必要です。
ここからは特にどこにも寄らずに家を目指します。
2019年初ツーリングは400km
あいおいを出発後ほとんど休憩なしで走り続け、1時間半ほどで帰宅。到着時刻は16時でした。
ヘルメットもバイクも虫まみれでしたので明るいうちに洗車。1日の汚れをしっかり落としました。
さてツーリングを終えての走行距離は21,655kmでした。
出発時は21,243kmでしたので、この日は412km走ったことになります。
8時間かけて412kmですから無理のないペースでのツーリングとなりました。
2019年の初ツーリングでしたから気合を入れて走りました。ただ、気温35度でしたので思いのほか疲れましたね。
さて、今回のツーリングでは5か所の道の駅を回ることができました。
2019年の北海道 道の駅スタンプラリーは全部で122駅あります。
僕は今のところ11駅のスタンプを集めましたので、残りは111駅です。
だいたい1割くらい押しましたがまだまだ先は長いですね。今年は楽しくなりそうです。
今回のツーリングで学んだことは、
- 釧路湿原は上から見たほうが綺麗
- バイクは日陰に駐車しないとめっちゃ熱い
- 日差しが強いときは首に濡れタオルを巻く
この3つを切に実感したツーリングでした。
以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回のツーリングも計画中です!お楽しみに。
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