こんにちは、倉本ポップです。
この記事を見ているということはあなたもジムニー乗りですね?僕の愛車もスズキのジムニー(JB23)です。もともとスポーツカーが好きなのですが紆余曲折あり現在はジムニーに乗っています。
僕のジムニーはほぼノーマルですが多少のカスタムをしています。今回はそのうちの一つ、K&Nエアフィルターについて紹介します。このカスタムは手軽で効果を感じやすいということで個人的にはオススメですね。
交換方法や交換した感想など、K&Nエアフィルターへの交換を考えている方は必見です。
エアフィルター交換は簡単!
エアフィルターの交換は車いじりの中でも最も簡単な部類です。
エアフィルターとはエンジンが空気を吸い込む際に砂埃などを取り除くパーツです。このパーツを変えると吸気量が変化したり吸気音が変化します。
特にターボ車はエアフィルターの交換でわかりやすくレスポンスが変化するので手軽で楽しいチューニングとして人気ですね。
このカスタムは本当に簡単で基本的にはフィルターを交換するだけでOKです。なんの知識・技術もない僕でさえできましたので、できない人はいないでしょう。
K&Nエアフィルターを選んだ理由
今回、僕が選んだのはK&Nエアフィルターです。
K&Nはアメリカのメーカーでエアクリーナー業界では有名ですね。実は僕はK&Nについてあまり知らないのですが、調べてみるとかなり歴史のあるメーカーのようです。
エアフィルター交換の際にどのメーカーのものにするか考えましたが、僕は上記の動画を見てK&Nエアフィルターに決めました。
このK&Nエアフィルターを選んだ理由は吸気量が格段に増えるというところです。
車のカスタムについてよくわからない僕はどのフィルターにしようか迷っていましたがこの情報を得て、「吸気量が多いということは空気の流れがよいということで、空気の流れが良くなれば吸気が速くなり早くタービンも回るからレスポンスも向上するだろう!コレだ!」という中途半端な知識から導き出した単純な考えでK&Nを選択しました。果たしてそれが合っているの間違っているのかもよくわかりません。
K&Nエアフィルターの紹介
さてこちらが取り付けるK&Nエアフィルターです。
Amazonで購入しましたが輸入品なので少し箱がつぶれていました。
中身はこんな感じです。エアフィルター本体と製品紹介の紙が入っていました。
製品紹介の紙は輸入品なのですべて英語でした。僕は残念ながら何一つ読めませんでしたが。
このエアフィルターは湿式なので、オイルが染み込ませてあります。
上記の写真のようにピンク色のオイルが付いています。オイルで吸気時の塵などを取り除くためフィルター性能が高く、乾式に比べるとフィルター本体を薄くできるというメリットがあるようです。
K&Nエアフィルターの良い点として、洗って再利用できるというものがあります。
別売りでメンテナンスキットが販売されており、定期的にメンテナンスをすることで半永久的に使えると公式サイトに記載がありました(とはいえエアフィルター本体の劣化もありますから半永久的というのは誤りでしょう)。
通常エアフィルターはダメになったら交換する消耗品ですがメンテナンスして長く使えるというのは嬉しいですね。
フィルターの表面は細かい網目状になっています。
純正フィルターとK&Nエアフィルターの厚みの比較です。こうして並べてみると厚みの違いが一目瞭然です。
左の純正フィルターに比べてK&Nフィルターは約半分の厚みしかありません。
そして上記の動画の通り吸気量は増すということで、これがどうレスポンスに影響するのか楽しみです。
エアフィルターの交換方法
ジムニー(JB23)のエアフィルターの交換方法を簡単に紹介します。
まずジムニーの純正エアクリーナーボックスは上の写真のようになっています。JB23の場合はエンジンルームの右側に設置してありますね。まずこの蓋を開けるところから始めます。
エアクリーナーボックスの蓋を開ける前に、まず上の赤丸の部分にある吸気口を固定している部分を外します。これはゴムっぽい素材なので柔らかくさほど力を入れなくても外せます。
次に緑丸のクリップを2か所外します。
エアクリーナーボックスの背面にも同様にクリップが2か所付いていますので外します。
クリップを外すと写真のようにパカッと蓋が外れます。中に見える白いものが純正フィルターです。僕のジムニーは新車ですから全くフィルターが汚れておらず綺麗ですね。
この純正フィルターを外してK&Nエアフィルターへ交換します。純正エアフィルターは持ち上げると簡単に外れます。
K&Nエアフィルターをはめて完了です。はめるときに上下を間違えないように注意しましょう。
交換後は上の写真ようになりました。純正フィルターの味気ない白から、赤いフィルターになりカッコよくなりましたね。しかしながら普段はフタがされているのでこの色を見ることはできません。
K&Nエアフィルターは純正と取り付けサイズが同じですから加工等は必要なくピッタリはまります。
最後に蓋を外した時の逆の手順で蓋を閉めたら交換は終了です。時間にして5分もかからない簡単な作業ですね。
走りへの効果は!?
さて純正エアフィルターからK&Nエアフィルターに交換しましたが走りへの影響はどうでしょうか。
正直、交換前は「フィルター交換しただけでは何も変わらないだろう」と思っていました。しかし実際に交換してみると思っていたよりも様々な変化があり驚いています。
K&Nエアフィルターに交換してみて最大の変化は、吸気音が聞こえるようになったことです。
アクセルを踏み込むと「シューッ」という空気を吸い込む音がかなり聞こえます。これは純正エアフィルターでも鳴っている音なのですが、オーディオを消して耳をかなり澄まさないとほとんど聞こえることはありませんでした。K&Nエアフィルターへ交換後はこの吸気音がオーディオが鳴っていてもはっきり聞こえるようになりました。またアクセルを戻したときは「パシュー」っと鳴ります。これも運転中にはっきり聞こえます。
自分の操作に応じて車に変化が出るというのはカスタムの醍醐味で、これだけはっきりと吸気音が聞こえると楽しいもので交換してよかったと思えますね。
さらにこのあとマフラー交換をしてミニコンを取り付けましたが、アクセルレスポンスが良くなったと実感できました。K&Nエアフィルター単体でのレスポンスアップはそこまで体感できませんが、他と組み合わせることで確実にレスポンスアップを体感することができます。
K&Nエアフィルターは試す価値あり
ジムニーはターボがついているとはいえ軽自動車ですから確かに加速は遅いです。しかし乗り始めたころから軽量なボディとターボのトルクで走りは面白いと感じていました。ですからレスポンスが上がればもっと楽しいだろうと思っており吸排気のカスタムに着手したわけです。
今回K&Nエアフィルターに交換してみて走りの楽しさは格段に上がりました。
簡単なのに変化を体感できるエアフィルターの交換は初心者にも行いやすいカスタムですね。K&Nエアフィルターはオススメできる製品です。迷っているなら試す価値はありますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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