今日、ブログにコメントをいただいた。
3月に書いた「僕はシボレーカマロが欲しい」という記事に対してだ。
この記事の内容は実際に見てもらった方が早いんだけど、タイトルのままで僕のシボレーカマロが欲しくてたまらないことに対しての想いを書き綴っている。
いただいたコメントはカマロのオーナーさんから「カマロのある生活はいいぞぉ」という内容であり、実際のカマロオーナーから話が聞ける機会がないのでとても参考になった。
そしてこのコメントがきっかけで久々に自分で書いたこの記事を読んでみたんだけど、我ながらすごくいい記事だった。
間違いなく誰かの役に立つ記事ではなく自己満足記事なんだけど、欲しい車に対する自分のストレートな思いと感情が文章に乗っていて、改めて読んでみると血の通った生きた記事だなと感じた。
そしてその記事を読んで思い出した。僕はカマロが欲しかったんだと。
カマロへの挑戦
記事を読んでいると「カマロを買うまで人生を諦めない」と書いている。
みなさんは「カマロごときで大げさな…」と思われるかもしれないが、この記事を書いた3月当時の僕は私生活で非常に悩んでおり、そしてかなり行き詰っていた。
そんなときに自分の生活と今後についてをカマロに絡めて書いた記事だから、ただ車が欲しいというだけの記事ではなくて、今後の人生について言及する壮大な記事になっているのは当然だろう。
僕にとってカマロは目標であり挑戦である。
正直なところカマロは現実的に手の届く車ではあるが、今の僕の生活レベルだとかなりの負担を強いられるのも事実で、それを考えて今まで買わなかったという背景がある。最も欲しい車でありながら購入を避けてきたのだ。
僕は普段から「挑戦したい」と言っているわりに何事にも挑戦したことはない。人生においてその瞬間にできる最大限の努力をして何かに挑んだことは一度もないし、何かを成し遂げたこともない。いままでで一番頑張ったのは行政書士試験くらいだけど、それも全力でやったとはいえず運よく受かっただけだろう。
そんな中でカマロ購入は僕にとっては大きな挑戦となりえるのだ。
買えるか買えないかギリギリ
車の購入でいえば、僕にとって3年前のBMW M3(E46なので中古)購入は挑戦だったかもしれない、と思ったがたぶん違う。
350万円のM3を購入するのに高額なローンを組んだが、最悪M3を売却すれば支払える額だったし、ローンの支払い自体も負担にはなっているが生活ができなくなるほど厳しくはない。
当時は「M3買ってやったぞ」と思っていたが、後から考えると別にそこまで大したことじゃなかった。結局、8か月で手放してしまってM3の良さはほとんど分からなくて一瞬で過ぎ去った感じ。それでもM3に乗っていたという話は僕の鉄板ネタになったので350万円の価値はあったと思いたい。
その当時にM3ではなくカマロを買っていれば今この記事を書くこともなかったんだと思う。いろいろ考えるとカマロを買うことは厳しすぎるように感じるけど、購入してみたら案外大したことないなと思うだろうし、いまに至るまでちゃんと乗れていたと思う。
現状、カマロの購入が厳しくなっているのはM3のローンがまだ残っているから。最初からカマロを買えば目標は達成できていたんだよね。いまは買えるか買えないかギリギリのところだからカマロ購入は自分にとって挑戦になると思った。
いまだカマロには乗れていない
冒頭の記事を書いた3月当時と変わらず、いまも生活は何だか停滞気味。なにか打破する方法は無いかと思っていた。
そんな時にたまたまコメントいただいた過去の記事を読んで、忘れていたカマロを思い出した。カマロはずっと欲しいと思っているけど日々の生活の中に埋もれて忘れてしまうこともある。そして時々こんな風に思い出しては強烈に欲しくなる。カマロを買えば今の生活は大きく変わりそうだ。
カマロが欲しいと思い続けて8年が経ったけど、僕はいまだにカマロに乗れていない。その理由は買う前から色々考えすぎるからで、詳細は「僕はシボレーカマロが欲しい」を見て欲しい。
ここには購入を邪魔する考えが書かれているんだけど、ほとんどは買ってしまえば何とかなる系の話ばかり。あれこれ考える前に買えばいいんだよなぁといつも思う。
実は数年前のことだけど、26歳になったらカマロを買おうと決意したことがある。いま乗っているジムニーを購入した時なので、約3年前のことかな。
なぜ26歳なのかといえば、任意保険の保険料が26歳で下がるからと、新車で買ったジムニーの1回目の車検があるから。当時からジムニーは初回の車検を機に乗り換えるつもりでいたので、26歳で任意保険料も安くなって維持費が少し下がるタイミングでカマロを買おうと思ってた。
そして2020年、僕は26歳になる。やっぱり今年はカマロを買うしかない。
カマロの購入が厳しい理由
実際にカマロを買うとして、なにが厳しいのか考えた。
まず現状、僕の年収は相変わらず200万円台。北海道の田舎で生活しているので何ら生活するうえで問題はないが、それにしても安すぎるだろう。僕の働いている会社は特に給料が安いので退職しようと思っているがもう少し先になるかな。
とにかく収入が低いので、カマロの購入と維持においては全てがキツい。
まず車両を購入するのがキツすぎる。車両価格350~400万円だとすれば、いま乗っているジムニーを下取り+貯金をすべて使っても100万円くらい足りない。足りない分はまたローンを組むだろうが、そうなれば貯金ゼロの多重債務者の完成。20代後半になってこれはヤバすぎる。結婚とかは諦めたほうがいいな。
そして維持費も払えない。5月になったら自動車税が来るし冬はスタッドレスタイヤが必要だけど、カマロを購入した時点で貯金は無くなり、さらにローンを返済しつつお金を貯めておくなどできるわけもない。維持費分で毎月の収支はマイナスになるだろうから、そこを補填するために例えば食事を摂らないとか家賃の安い家に引っ越すとかの動きが必要になる。生活を切り詰めて車に乗るということだ。
あとはM3のローンの残り。M3の購入時に組んだローンは支払いがあと100万円ほど残っている。当然ながら優先順位的にはローンを返してからカマロ購入だが、そうなると資金が足りなくなるので、ここはローンの返済を行わずさらに追加でローンを組むべきだ。銀行は思ったより簡単にお金を貸してくれるから多重債務者になるのは超簡単。これはすでに経験済み。
V6ならカマロに乗れる
考えれば考えるほど今の僕がカマロを買うことはキツい。というか無理な気がしてきた。全ての問題はお金。お金さえあればすべて解決するからやっぱり低所得者は弱い。
こうやって考えると無理なんじゃないかと思ったりするが、ここで諦めたらいつもと同じなので何とかカマロを購入する方法を考えよう。
実は単純かつハッキリとした解決方法がひとつある。それはV8エンジンではなくV6エンジンを選ぶこと。
僕の欲しい年式のカマロには6.2リッターV8エンジンと3.6リッターV6エンジンがある。僕が欲しいのはV8エンジンだが、こっちは車両価格が高く、税金も高く、燃費も悪く、タイヤも高い。一方のV6エンジンはV8エンジンに比べる全てにおいて安く済む。
当然3.6リッターもあるので走りの面でも十二分なパワー。以前乗っていたインテR(220馬力)とM3(343馬力)にパワー不足を感じたことは無いので、V6カマロ(320馬力)に不満は出ないだろう。
タイヤも18インチで済むので冬タイヤも用意できそうだ。税金もV8エンジンの半分程度で済むし、レギュラーガソリン対応なので経済的。
逆にV8エンジンはロマン以外に目を向けると悲惨な結果になりそう。維持費が高すぎて数か月で破産する未来しか見えない。大排気量のV8エンジンは他の全てを犠牲にしてもなお魅力的だが、さすがに手が届かない。6.2リッターは明らかに過剰なスペックで、踏みたがりの僕は踏めないストレスでおかしくなるかもしれない。
ということでV8エンジンが欲しいけど絶対V6エンジンにした方がいいのである。僕は中身にこだわりすぎるあまり一歩踏み出せない。エンジンばかりに気を取られて逆に車の本質を見ていないのかもしれないね。
V6エンジンならカマロに乗れるという事実を受け止めて、変なこだわりを捨てるべきかなと思ってる。そうすれば意外と簡単にカマロは手に入るはず。
2020年はカマロを買う
この記事は勢いで書いてるから支離滅裂な文章だし読みにくいと思うけど、とりあえず2020年はカマロを買うぞという決意表明として書かせてもらった。
実は昨年、札幌のショップに貴重なトランスフォーマー仕様の中古車が売っていたんだよね。価格も買える価格だったから本気で購入を考えたんだけどV6エンジンだったからやめたんだ。こうやって考えたらあの時買っておけばよかったよね。せっかくのバンブルビーチャンスだったのに逃した。
もう後悔したくないから今年はカマロ買おう。こういった「欲しい系記事」は何度も書いているけど今回は本気。次いい中古車が出てきたら即決する。
でもこういうときって自分の欲しい中古車はなかなか出てこないんだよね。フツーに1年くらい待つことになりそう。なんか知らんけど車ってそういうもんなのさ。
カマロ、気長に待とうと思う。
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