僕はロードスターが大好き
僕は昔からマツダのロードスターという車が大好きです。
なぜこんなにロードスターに惹かれるのかというと、運転の楽しさ、歴史、見た目の可愛さなどの理由があります。
ロードスターという車はオープンカーであり、普通の車とは全く異なるタイプの車であります。
通常、車というのは箱型であり運転席に乗り込むと四方を囲まれています。オープンエアーを狙ってサンルーフ等でどれだけ解放感を高めたとしても屋根のない車には及ばず、オープンカーの解放感はそれ以外では感じることのできないものです。
さらにロードスターは非常に軽量な車であり、エンジンは非力ながら軽快なドライブが楽しめます。
最近の車は大きく重たくなってきており、車重1200キロ台でも軽量と言われます。
そんな中でロードスターは現行型のND型でも車重990キロと、他の車と比べるまでもなく軽量であることがわかります。
理想的なロードスターの中古車を発見した!
僕は18歳で免許を取得した時からロードスターが欲しくて中古車を探しています。
初めはNB型が欲しかったのですが、次第にNA型のスタイリングに惹かれるようになり、今では専らNA型を探しています。
そんなNA型ロードスターは1989年~1997年まで販売されていましたが、2019年現在では最終型の1997年式ですら22年落ちということになり、ヴィンテージカーの域に入りつつあります。
毎日ネットで全国の中古車を見ているのですが、古い車ということもありなかなか良い個体に出会えません。
そんな中、北海道に黄色のロードスターを見つけました。
純正で黄色という色はJリミテッド(1600cc)とJリミテッドⅡ(1800cc)しか存在せず、1600ccの車でしたのでJリミテッドであると判断できました。
Jリミテッドは1991年当時300台限定で発売されていたのですが、中古車市場ではあまり見かけることはありません。
このロードスターは、黄色、1600cc、走行9万キロ、MT、修理歴無し、ハードトップ、車高調、内外装綺麗というもので、価格も相場よりも安いものでした。
実際に現車確認に行きましたが、もちろん年式相応の傷や錆もありました。ただ、外装の状態はよく、下回りも良好。内装に関してはシートのシミ以外に気になる部分はなく、かなりいい印象でした。
黄色という色も思っていたより鮮やかで、リトラクタブルライトと相まってとてもかわいらしい印象を受けました。
正直これほど良い条件のロードスターに出会えるとは思っておらず、いきなり飛び込んできた話でしたが、実際に車を確認した時点で「これを逃したらもうこんないいロドに出会えないかも」と思っており、購入の決断はほとんどできていました。
ただ、その場で決めることはさすがにできず、見積もりをもらい一度持ち帰って考えることにしたのです。
後から考えるとこの時に即決しておくべきだったのですが…
購入を迷っていたら売れてしまった
ロードスターを買う気ではいたもののいろいろ考えることはあり、駐車場はどうするか、任意保険はどうするか、2台も車が必要かなどと心配していました。
ただ、ほとんどの問題は購入後に考えればよいことであり、先に車両だけ確保してしまおうと決めたわけですね。
実際に車両を確認してから1週間後に意を決してお店に連絡をしました。
が!営業の方からは、「昨日売れてしまいました」とのお返事が。
ものすごくショックでした。
7年越しのロードスターに乗るという夢がやっと叶うと思っており、ロードスターで北海道の海沿いを走るイメージをしていたのですが、残念ながらそれは不可能となったのです。
僕の判断が遅れてしまったために、掴みかけた夢を手放してしまったのですね。
それ以降、もうあんな好条件のロードスターに出会えるとは思えず、今後の人生でロードスターに乗ることはできないのではないか…とすら考えてしまっています。
ただ、市場には程度の良いロードスターも多く存在しており、覚悟さえあればいつでも乗れる状態にもあります。
逆にそれが僕の決断を鈍らせている原因であり、いっそ世の中にロードスターが1台しかなければすぐに決められるだろうとも思います。
やはり買い物は即断即決がベストだと、つくづく感じた出来事でした。
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