中古車相場調査

初代コペン(L880K)の中古車相場は落ち着いた?ATは豊富でもMTは減少傾向にあるようだ

さて今回は3年ぶりにダイハツの初代コペン(L880K)の中古車相場を調べてみました。

初代コペンは発売当時からモデルチェンジがなされた現在まで一定の人気を誇っている車です。軽自動車でありながら電動オープンカーという特殊性からコアなファンが多いのも特徴でしょう。

前回、2020年に中古車相場を調べました。3年経った現在の相場はどうなっているのでしょうか?

広告

2023年9月現在のコペン(L880K)の相場

2023年9月現在の初代コペン(L880K)の相場を見ていきましょう。

相場の調査に当たっては大手中古車サイトのカーセンサーnetを参考にしています。

今回は以下の条件で調査しました。またMTとATの両方を紹介します。

コペン(L880K)の検索条件
  1. 修理歴なし
  2. 修理歴なし・走行10万キロ以下
  3. 修理歴なし・走行5万キロ以下
  4. 走行距離の少ない車両

修理歴なし

まずは修理歴なしの車両の相場を見ていきましょう。

修理歴なしの登録台数は616台でした。けっこう多い印象ですね。こういったマニアックな車は台数が少ない傾向にあるのですがコペンはまだまだ中古車市場に数多く流通しているようです。

修理歴なしの最安値は、2003年式、アクティブトップ、シルバー、走行14万キロ、修理歴なし、AT、車両価格10万円でした。

車両価格が10万円ということでほとんどタダ同然の価格になっています。しかしけっこう使用感のある車両に見えましたね。コペンは軽スポーツカーのような車ということでそれなりに使い込まれた車両も多く流通していますね。

ちなみにMTの修理歴なし最安値は、2003年式、アクティブトップ、グリーン、走行17万キロ、修理歴なし、MT、車両価格34万円でした。やはりMTになるとATよりも価格が上がる傾向があります。ATに比べMTの方が10~20万円程度は高い印象です。

他に修理歴なしで価格の安い車両には以下のようなものがあります。価格の安い車両はほとんどがATでした。コペンならなんでもよいというのであれば30万円あれば購入できます。

コペン(
修理歴なしのコペン(L880K)
  • 2002年式、ブルー、走行20.7万キロ、修理歴なし、AT、車両価格14万円
  • 2005年式、イエロー、走行13.2万キロ、修理歴なし、AT、車両価格18万円
  • 2004年式、ブラック、走行9.1万キロ、修理歴なし、AT、車両価格24万円、(全塗装)
  • 2003年式、シルバー、走行14.3万キロ、修理歴なし、AT、車両価格24万円、(特殊塗装)
  • 2002年式、シルバー、走行14.7万キロ、修理歴なし、AT、車両価格25万円

修理歴なし・走行距離10万キロ以下

次に、修理歴なし・走行距離10万キロ以下という条件で調べてみます。

この条件の登録台数は363台で、修理歴なしと比べて約半分となりました。つまり市場に流通しているコペンの半数は走行距離が10万キロを超えているということになります。

修理歴なし・走行距離10万キロ以下の最安値は、2004年式、タンレザーエディション、ブラック、走行9.1万キロ、修理歴なし、AT、車両価格24万円、(全塗装車両)でした。走行距離が少ないのですが全塗装されている車両ということで価格が低く設定されていると思われます。

走行距離の少ない車両の方が傷みが少ないことは確かです。しかし走行距離が少なくても激しい乗り方をされていた場合は大きく傷んでいることもあります。車の状態は数字だけで判断できないので難しいところですね。

MTの修理歴なし・走行距離10万キロ以下の最安値は、2002年式、アクティブトップ、シルバー、走行9万キロ、修理歴なし、MT、車両価格43万円でした。

他に修理歴なし・走行距離10万キロ以下で価格の安い車両には以下のようなものがあります。MTはATに比べ走行距離が多くても価格が高くなっていることからMT車両が人気であることがうかがえます。走行距離10万キロ以下で探す場合は50万円は用意しておきたいですね。

修理歴なし・走行距離10万キロ以下のコペン(L880K)
  • 2003年式、シルバー、走行8.7万キロ、修理歴なし、AT、車両価格30万円
  • 2005年式、シルバー、走行9.4万キロ、修理歴なし、AT、車両価格40万円
  • 2004年式、グリーン、走行5.1万キロ、修理歴なし、AT、車両価格40万円
  • 2004年式、シルバー、走行10万キロ、修理歴なし、MT、車両価格45万円
  • 2006年式、シルバー、走行7.9万キロ、修理歴なし、MT、車両価格50万円

修理歴なし・走行距離5万キロ以下

さらに条件を厳しく設定し、修理歴なし・走行距離5万キロ以下の車両を見ていきます。

この条件で登録されている台数は90台。修理歴なし・走行距離10万キロ以下の登録台数363台から一気に減少しました。登場から20年以上経過している車両ということもあり、流通している低走行車両は確実に減少しているようです。

修理歴なし・走行距離5万キロ以下の最安値は、2002年式、アクティブトップ、シルバー、走行4.6万キロ、修理歴なし、AT、車両価格50万円でした。走行距離4.6万キロで50万円というのはなかなかお買い得であるといえます。

ちなみにMTの修理歴なし・走行距離5万キロ以下の最安値は、2004年式、アクティブトップ、シルバー、走行5万キロ、修理歴なし、MT、車両価格98万円でした。同一条件であってもMTの方がATに比べてなんと価格が2倍近くなっています。低走行のMT車両はそれだけ希少ということでしょう。特にMTを購入する方は走りの好きな方が多いので、自然と走行距離も多くなってしまいます。MT車両は走行距離が多い傾向にあるのはそういったことが要因でしょう。

修理歴なし・走行距離5万キロ以下で価格の安い車両には以下のようなものがあります。車体色シルバーの車両が多く確認できました。シルバーの車両はグリーンやレッドなどに比べると人気が低いと思われるため、低走行のまま生き残っている個体が多いのではないでしょうか。またMTの車両は極端に数が減っていてほとんどありませんでした。

走行距離5万キロ以下の車両を購入するのであれば最低でもATなら70万円MTなら120万円は必要になります。

修理歴なし・走行距離5万キロ以下のコペン(L880K)
  • 2003年式、シルバー、走行4.4万キロ、修理歴なし、AT、車両価格63万円
  • 2003年式、シルバー、走行4.5万キロ、修理歴なし、AT、車両価格67万円
  • 2002年式、グリーン、走行4.8万キロ、修理歴なし、AT、車両価格68万円
  • 2007年式、イエロー、走行2.5万キロ、修理歴なし、MT、車両価格119万円
  • 2007年式、レッド、走行1.9万キロ、修理歴なし、MT、車両価格120万円

超低走行車両

せっかく買うのであれば高くとも状態のいいものが欲しいという方も多くいると思いますので、最後にまだ買える超低走行な車両を紹介します。

まずは2023年9月現在、カーセンサーnet上でもっとも走行距離が少ない車両です。2008年式、アクティブトップ、シルバー、走行0.5万キロ、修理歴なし、AT、車両価格146万円、とほとんど新車といっても過言ではない車両ですね。

146万円ということですが新車販売時の価格が約160万円であったことからほとんど値段が変わりません。逆に150万円出せばこの極上車両が手に入るということでお買い得であるといえるでしょう。L880Kを探しているのであれば見逃せない1台です。

MT車両でもっとも走行距離が少ない車両は、2011年式、アルティメットエディションS、シルバー、走行1.4万キロ、修理歴なし、MT、車両価格170万円という内容でした。こちらはAT車両よりも少し走行距離が増えていますが、それでも1万キロ台と超低走行であることには変わりありません。

走行距離の少ないMT車両は超貴重ですし、標準グレードのアクティブトップの上位モデルにあたるアルティメットエディションSという点も見逃せませんね。車両価格は170万円となっていますがMT車両を探しているのならこの1台で決まりでしょう。しかしこの好条件なのですぐ売れてしまいそうですね。

もっとも年式の新しい車両では、2012年式、10thアニバーサリーエディション、ブラック、走行1.9万キロ、修理歴なし、AT、車両価格164万円というものがあります。

10thアニバーサリーエディションは最後の特別仕様車ということもあり希少なモデルです。走行距離も1.9万キロと低走行です。高年式低走行車両ということで長く乗るのであれば選びたい1台です。

広告

コペン(L880K)の相場は落ち着いたようだ

3年ぶりにコペンL880Kの中古車相場を調べてみましたが、3年前とあまり価格が変わっていませんでした。やはり流通台数が多いということから激しく相場は変化しないようですね。3年前の記事で僕は「この価格で推移する」と予想したのですが的中していました。

中古車の価格が変わっていないとはいえ、状態の良い車両、低走行の車両は日々減少していき手に入りにくくなっていきます。状態のよいコペンが欲しいということであればなるべく早めの購入がベストでしょう。また日本各地にネット掲載されていない良質な車両が眠っている可能性もあり、そういったものが今後出てくるかもしれませんね。

L880Kコペンの中古車相場は現在落ち着いていますが、仮に現行コペンが販売終了してコペンという車が完全に絶版となってしまえば、現行コペンやL880Kコペンの中古車価格は上昇していくことでしょう。自動車を取り巻く環境は変化しておりスポーツカーやオープンカーなどは時代とともに必要とされなくなってきていますから、現行コペンも今後販売が続くかは不透明です。それでもコペンは唯一無二の車であることは確かですし、絶やさずに作り続けてほしいと思います。

出典:カーセンサーnetWikipedia

 

 

コメント

広告
タイトルとURLをコピーしました