こんにちは、倉本ポップです。
最近は中古車相場を調べてブログ記事にすることにハマっています。
思うようにブログが書けない時でも、中古車相場の記事はスラスラ書けます。
色んな車の相場が気になるのですが、特にスポーツカーが好きなので国産のスポーツカーの相場を見ることが多いです。
スピード重視のスポーツカーばかりチェックする一方で、軽スポーツはどうなのかと思い、ダイハツの初代コペン(L880K)の相場が気になりました。
この車もいまだ人気が衰えませんが、どういう相場を形成しているのでしょうか?
ということで、今回はダイハツのコペン、初代L880Kの中古車相場を考察します。
2020年2月現在のコペン(L880K)の相場
それでは早速2020年2月現在の初代コペン(L880K)の相場を見ていきましょう。
価格ですが、いつもの通りカーセンサーnetさんを参考にしています。
以下の条件で、MTとATの両方紹介します。
- 条件なし
- 修理歴無し
- 修理歴無し・走行10万キロ以下
- 修理歴無し・走行5万キロ以下
- 希少グレード
条件なし
まずは条件なしで全国の中古車を見ていきます。
2020年2月現在、全国のコペン(L880K)の中で最安のものは、2002年式、アクティブトップ、走行18.1万キロ、修復歴あり、AT、車両価格25万円です。
修理歴ありで、走行18万キロ超え、ATであることから価格は控えめですね。ほとんど車としての価値無しといった価格です。
ただ個人的に、このような激安コペンを買って壊れるまで遊ぶのはアリだと思います。
下手にちょっと高めのスポーツカーを買うくらいであれば、激安コペンの方が何も気にせず楽しく乗れそうです。
MTでの最安値は、2005年式、アクティブトップ、走行14.3万キロ、修復歴なし、車両価格25.5万円です。
車両価格は変わりませんが、走行距離と修理歴に違いがありますので、そこを考慮するとやはりMTの方が価格は高いです。
やはりコペンも軽スポーツカーですから、MTの方が人気があり価格が高くなります。
修理歴無し
修理歴無しの条件ではどのような相場となっているのでしょうか?
まずはATの最安値から。
2002年式、アクティブトップ、走行11.3万キロ、修復歴なし、車両価格25万円です。
上記の修理歴ありの車両と価格が変わりませんね。
そもそもコペン(L880K)の中古車数は多く、ATで512台、MTで209台あります。
ですから、修理歴や走行距離などの条件を組み合わせて複雑な絞り込みを行わない限り、中古車の価格はあまり変わらないのです。
MTの最安値は上記の通り、2005年式、アクティブトップ、走行14.3万キロ、修復歴なし、車両価格25.5万円です。
修理歴なし・走行10万キロ以下
では修理歴無しの走行距離10万キロ以下ではどうでしょう?
ATの最安値は、2002年式、アクティブトップ、走行7.9万キロ、修復歴なし、車両価格25.9万円です。
またまた25万円の車両です。どうやらコペン(L880K)の底値は車両価格25万円のようです。
MTの最安値は、2004年式、アクティブトップ、走行7.8万キロ、修復歴なし、車両価格35万円です。
MTの方がATに比べて10~20万円高くなっています。
走行10万キロ以下のMT車は122台しかありませんので貴重です。
修理歴なし・走行5万キロ以下
一気に走行距離5万キロ以下まで絞ってみました。
まずATの最安値ですが、2003年式、アクティブトップ、走行2.4万キロ、修復歴なし、車両価格59.8万円、支払総額74.8万円です。
この車両は走行距離が2万キロ台とかなり低走行の車両です。
他にもATですと、
- 2003年式、アクティブトップ、走行3.7万キロ、修復歴なし、車両価格62.8万円、支払総額72.8万円
- 2002年式、アクティブトップ、走行3.1万キロ、修復歴なし、車両価格69.7万円、支払総額78万円
- 2005年式、アクティブトップ、走行4万キロ、修復歴なし、車両価格69.8万円、支払総額90.6万円
などがあります。
こうしてみると、70万円以上が相場となっているようです。
ではMTの相場を見ていきましょう。
最安値は、2003年式、アクティブトップ、走行5万キロ、修復歴なし、車両価格69.8万円、支払総額84万円です。
やはりMTはATよりも10万円ほど価格が上がります。
以下のような車両もあります。
- 2002年式、アクティブトップ、走行4.8万キロ、修復歴なし、車両価格71万円
- 2002年式、アクティブトップ、走行4.4万キロ、修復歴なし、車両価格85万円、支払総額95万円
- 2007年式、アクティブトップ、走行4.3万キロ、修復歴なし、車両価格98万円
車両の状態やカスタム等によっても価格は変動しますが、走行5万キロ前後であれば70~100万円が相場のようです。
希少グレード
コペンには、レカロシートやモモステ、BBSホイールなどの装備されたグレードが存在し、以下のグレードが該当します。
- アルティメットエディション
- アルティメットエディションⅡ
- セカンドアニバーサリーエディション
- アルティメットエディションⅡメモリアル
これらのグレードは希少で、なかなかお目にかかることはありません。
この希少グレードの相場もチェックしていきましょう。
最安値は、2007年式、アルティメットエディション、走行23万キロ、修復歴なし、AT、車両価格29万円です。
この車両は走行距離23万キロというかなりの過走行車両であるため価格は安いです。
走行距離が多いと以下のような価格になっています。
- 2005年式、セカンドアニバーサリーエディション、走行8.9万キロ、修復歴なし、AT、車両価格31.9万円
- 2004年式、セカンドアニバーサリーエディション、走行14.5万キロ、修復歴なし、MT、車両価格49万円
また、低走行車両であれば以下のようなものがあります。
- 2005年式、セカンドアニバーサリーエディション、走行4.8万キロ、修復歴なし、MT、車両価格83万円
- 2009年式、アルティメットエディションⅡ、走行3.9万キロ、修復歴なし、MT、車両価格119万円
- 2004年式、セカンドアニバーサリーエディション、走行4.2万キロ、修復歴なし、AT、車両価格79万円
これらのグレードはベースグレードに比べて軒並み高価格です。
修理歴無しの走行距離5万キロ以下であれば、これらのグレードは30台しかありません。とても希少ですね。
これから初代コペン(L880K)の中古車価格は上がる?
コペン(L880K)について結論から言いますと、しばらくの間はこの価格で推移すると思います。
理由は単純。中古車台数が多いから。
中古車は希少なものほど値上がりする傾向にあります。
希少というのは手に入れにくい、数が少ないということです。
初代コペン(L880K)は絶版車であるものの、似たような見た目のコペンセロが現行車として販売されています。
つまり中古車を選ばずとも似た車が手に入るのですね。
初代コペンは前述の通り中古車台数も多いことから、すぐに値上がりすることは考えにくいです。
もちろん、もっと時間が経って数が減ってくると価格も上昇するでしょうが、今すぐに買う必要はありません。
焦って適当な車両に飛びつくのでなく、自分の欲しい車両条件に合うものが出てくるのをじっくり待つべきです。
もしコペン(L880K)を買うのであれば、希少グレードを選ぶことをオススメします。
希少グレードは装備が充実していますし、数も少ないです。
そのため、現在でもベースグレードのアクティブトップと比べて価格は高いです。
そしてこの価格は大きく上がることは無いでしょうが、同じく大きく下がることもありません。
ほとんど損失なく売却することが可能でしょう。
最初から装備が充実しているので、せっかく乗るのであれば希少グレードがベストチョイスだと思います。
ちなみにチューニング次第ではこんなに速くなるL880K。
見た目も愛着の沸くいいデザインですし「ダイハツはいい車作るなぁ」と思います。
コペン、いいですね。欲しくなりました。
出典:Wikipedia
コメント
コペンセロを妥協して買う人が増えそうですが、4気筒エンジンのコペンとは全く別物なので、どうなんでしょうね。。
L880Kコペン原理主義者の私が思うに、
LA400K(現行型)はあくまで、コペンローブ、コペンセロ、コペンエクスプレイ、GRコペンでしかなくて、コペンと言ったら、L880Kコペンなんですよ。。
実はもともとL880Kコペンが大好きで、販売終了してしまったので、当初は新車でコペンセロを買おうとしたのですが、エクステリア(特にサイド)が非常にかっこ悪くて、相方に猛反対されました。
結果的にL880Kコペンを買ったのですが、エクステリアの美しさは、格別です。。
エンジンも全く別物なので、なんちゃってコペンがほしい人は、コペンセロを選ぶんだろうなって感じです。
軽の4気筒エンジンは特別です。。これは乗った人でないと分からないかもしれません。。エキゾーストノートが軽っぽくないですから。。
コメントありがとうございます。
僕も外観の良さはL880Kが一番だと思っています。
現行コペンも新車で買えるという点は魅力的だと思います。
コペン大好きおじさんです。
私も現在コペン2台所有してます。初代&現行セロです。
2台とも、とても魅力的な車で大満足です!!!