さて、少し前に新型CBR600RRが発売されましたね。
僕にとってこれは寝耳に水でした。
もう出ないだろうと思っていたCBR600RRの新型を購入できる機会ができたので、買うしかないと思っています。
CBR600RRの購入を検討するにあたり同価格帯のバイクを調べてみると、けっこう色々なバイクが選択肢に入ることがわかりました。
そこで今回は150万前後で購入できるバイクをまとめてみました。車種の選定は僕の好みです。なのでオフロードやアメリカンは登場しません。
僕と同じように新型CBR600RRの購入を検討している方には、他の選択が見えて役立つと思います。
同価格帯の全てのバイクを掲載しているわけではありません。価格は本体価格です。中古車も含みます。
ホンダ CBR600RR
2020年8月に発売されたばかりの新型CBR600RR。
10年ほど前に流行ったアップマフラーを残したまま新型として発売されました。
かつての面影を残しつつ見た目は最新のCBRに寄せてきています。どっからどうみても最近のバイクです。
性能についてはもちろん向上しています。特に電子制御モリモリで完全武装。
新型CBR600RRはライディングモードの設定が細かくできるようです。パワー、トルク、ウィリー、エンジンブレーキの4項目を5段階で設定可能。これはすごいね。でも使わないと思う。
出力特性を見た感じは従来のモデルの方が街乗りは楽なのかもしれないとおもいましたが、それは乗ってみないとわかりません。
価格は約160万円と高額。近年のバイクの値上がりはどうにかならないのでしょうか。
とはいえ最新装備の600ccSSが160万円で手に入るのであればよい選択だと思います。
うん、買おう。
カワサキ ZX-6R
カワサキのZX-6R。こちらもCBR600RRと同じ600ccクラスのSSです。
CBR600RRと比べると価格が25万円も安くなっています。25万円あると高額なカスタム以外のカスタムはできてしまいますね。この差は大きいです。
しかもZX-6Rは装備も充実していて、ETC標準装備、KTRC(カワサキの電子制御システム)も装備、クイックシフターも装備。本体価格にすべて含まれています。
排気量も636ccなので600ccよりもトルクがあります。速さに関しては語るまでもありません。
装備と価格を考えればCBR600RRよりもはるかにお買い得。ZX-6Rはコスパ最強のSSかもしれません。
ホンダ CBR1000RR(SC77)
実はけっこう狙い目の旧型CBR1000RR。
新型CBR600RRと同価格で走行距離は10,000km以下の中古車が購入できます。
登場は2017年なので3年前。ですから最新のバイクよりはいろいろ劣る…とはいえず十分すぎる装備です。
性能に関しては旧型といえ一般人が乗りこなせるようなものではないので不満など出てくるはずがありません。リッターSSは性能が過激すぎる気はしますが完全電子制御なので割と安心して走れるようです。
ちなみにCBR1000RR SPは160万円では買えません。SPの方が装備が充実していたりトリコロールカラーが選べたりしますがさすがに高い。
旧型CBR1000RRは見た目も性能も非の打ちどころがないので160万円で買えるばいくとしては最も満足度の高い1台かもしれません。
ホンダ CBR650R
CBR1000RRに見た目が似ているCBR650R。
見た目こそCBR兄弟に似ているが中身はネイキッド版のCB650Rと共通です。
なので出力はCBR600RRよりも抑えられていますがそのぶん街乗りには向いています。ガチすぎるSSとは違いツーリングにも使えそうです。
エンジンの回転数はRRより低くなっているので高回転サウンド好きな僕はどうしてもRRと比べてしまいますが、パワーに関しては十分すぎます。何度も言いますが一般人には大型バイクは乗りこなせない。
見た目もかっこいいし自分の用途的にはコチラの方が向いていると思いますね。
なによりも価格が安いです。理想的なカスタムを施してもCBR600RRより安く買えると思います。
カワサキ Z900RS
ネイキッドのZ900RS。発売当時から話題になっていまでも大人気。
レトロルックながら装備は最新。往年のZを思わせるが中身は最新Z。これはいい。
細部の仕上げにこだわっているので見た目はとても美しいです。エキパイなんてずっと見ていられる。
ZX-6R同様、ETCやKTRCを標準装備。スポーツバイクではないのでクイックシフターはありません。
ネイキッドなので乗りやすく見た目もパーフェクト。これはお買い得。
ホンダ CB1100RS
CB1100の派生モデルであるCB1100RS。
こちらもZ900RS同様にレトロなルックスに最新装備のバイク。僕はこういう系が好きなのかもしれません。
エンジンは空冷。これも好きな人にはたまらない。
CB1100RSは各部の仕上げが美しいバイクです。ネイキッドであることを最大限に活かせる輝きを放ちます。
ETCは標準装備。グリップヒーターも付いていますのでツーリングには最適。
シート高は785mmと足つきはめちゃめちゃ良く、街乗りからツーリングまで気軽に付き合えそうなバイクですね。
150万円あるといろんなバイクが選べる!
150万円前後で買えるバイク6選と題して書き綴ってきましたが、好みのバイクはありましたか?
こうして調べてみると150万円あれば自分の欲しいバイクはだいたい買えることがわかりました。
ではこの中でどれを選ぶのかということになると難しいです。
新型CBR600RRが欲しいですが、コスパならZX-6R。でも同じ価格でCBR1000RRが買える…。そもそもツーリングメインだからネイキッドの方がいいんじゃないか…と考えても結論は出ません。
選択肢が増えれば増えるほど人はひとつに絞れなくなるそうです。150万円でいろいろ買えるとわかってしまったので逆に何を選べばいいのか迷ってしまいます。
苦悩しながらもワクワクした気持ちでバイクの写真を眺めていると、結局バイクは選んでいるときが最も楽しいんだろうなと感じますね。
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